予想というか期待通りに(?)取消が発生しました。
17頭立てとなった事で、
シャフリヤールを再現する事への
理由が一つ増えたことになりますね。
ですが慌てず騒がず…
まずは17頭立て(フルゲート18頭以降)
の年を見てみましょう。
【ダービー1着馬】
97年サニーブライアン 皐月賞①(11人気)
10年エイシンフラッシュ 皐月賞③(11人気)
14年ワンアンドオンリー 皐月賞④(4人気)
96年フサイチコンコルド すみれS①(1人気)
21年シャフリヤール 毎日杯①(2人気)
はい。
皐月賞の掲示板歴馬(=1着含む)か、
皐月賞不出走かつ前走OP上1着歴馬のどちらかです。
皐月1着ジャスティンミラノ
皐月2着コスモキュランダ
皐月4着アーバンシック
皐月5着(外)シンエンペラー
スプリング1着シックスペンス
青葉賞1着シュガークン
プリンシパル1着ダノンエアズロック
京都新聞杯1着ジューンテイク
以上が17頭立て時の1着候補馬と考えられます。
皐月6着レガレイラ(1人気)
…はこの視点では微妙に該当していませんね。
さて、では今年はどこに該当するのでしょう?
単純に皐月賞経由年は1番人気馬が「2歳馬齢重賞1着歴所持」、
皐月賞不出走年は「同非所持」で分類可能です。
それならば今年は後者に該当するのですが、
「2歳」ではなく「馬齢重賞1着歴」とすれば、
前者に該当してしまうのが今年の怖さです。
「共同通信杯=3歳馬齢重賞」…って
やっぱり直ぐにはピンときませんよね(^^;
ですのでこの視点からだけでは
今年がどちらなのかを判断するのは【無理】です。
因みに今年は皐月賞も除外で17頭以下でした。
上記年度のうちで皐月賞も17頭立て以下だったのは…
21年シャフリヤールの年だけですので、
「皐月賞不出走組」に1票という感じでしょうか。
一方で、では上記年度で【牝馬出走年】はというと…
96年フサイチコンコルド
14年ワンアンドオンリー
21年シャフリヤール
の年度が該当しますので、
「皐月賞不出走組」の方が優勢です。
しかし「皐月賞も牝馬が出走」となりますと、
14年ワンアンドオンリー
の年のみとなって「皐月賞出走組」が上位と言えます。
因みに皐月賞に牝馬が出走した年のダービーは…
91年トウカイテイオー 皐月賞①(1人気)
14年ワンアンドオンリー 皐月賞④(4人気)
17年レイデオロ 皐月賞⑤(5人気)
すべて「皐月賞掲示板歴馬」が1着しています。
一方でダービーに牝馬が出走した年は、
上記の96・14・21年以外には
皆さまご存じのウオッカ=07年となり、
3/4が「皐月賞不出走組」ということになります。
…が、ウオッカの「桜花賞2着歴」が
「春季GⅠ掲示板歴」という解釈も出来るなら、
ワンアンドオンリーと同じ戦歴と言えますし、
ゴンバデカーブース=NHKマイル④
も皐月賞組に加えて可能性があるとも言える訳です。
正直どうしたらいいのかよく分かりません(^^;
「どっちなんだい!」となかやまきんに君状態です。
これ、もう一つ視点をご紹介しますと…
1番人気馬としてエフフォーリアと
ジャスティンミラノの相似性について
記事を書きましたが、もう一頭似ている馬がいます。
それはドゥラメンテ。
ドゥラメンテとジャスティンミラノは、
【東京歴のみの皐月賞馬】
という相似性を持っています。
ジャスティンミラノがドゥラメンテを足掛かりとして
春季2冠馬になるというシナリオも用意されています。
余談ですが【東京1着歴のみの皐月賞馬】なら
サクラスターオー、イスラボニータ、
ディーマジェスティなどもいますが、
どちらにせよダービー馬は…
87年メリーナイス 朝日杯①+皐月賞⑨
14年ワンアンドオンリー ラジたん①+皐月賞④
16年マカヒキ 弥生賞①+皐月賞②
重賞既勝かつ皐月賞経由馬のみ。
レガレイラ
ビザンチンドリーム
コスモキュランダ
(外)シンエンペラー
ジャスティンミラノ
皐月賞除外ですがダノンデサイルまで。
この様に視点を広げるほどに
候補馬が浮上してきてしまう…という
どうにも収拾がつかない状況です。
長くなりましたので次回に続かせて下さい。