いよいよ競馬の祭典=日本ダービーが開催ですね。
今年の注目馬は、やはり牝馬=レガレイラでしょうか。
まずは軽く昨年の回顧から今年を見てみましょう。
【皐月賞1人気馬=TR未出走】→16・17・19・20・23・24年
※NHKマイルCが創設された96年以降で分類。
<皐月賞馬=2歳別定戦1着歴あり>
19年ロジャーバローズ 皐月未出走/京都新聞杯②
OP未勝利、皐月賞未出走で皐月賞以降に賞金加算した馬です。
<皐月賞馬=2歳別定戦1着歴なし>
16年マカヒキ 弥生賞(中2000mGⅡ)①/皐月賞②
17年レイデオロ ホープフル(中2000mGⅡ)①/皐月賞⑤
20年コントレイル ホープフル(中2000mGⅠ)①/皐月賞①
23年タスティエーラ 弥生賞(中2000mGⅡ)①/皐月賞②
皐月賞以前に中山2000m重賞を勝っている馬。
今年の皐月賞馬=ジャスティンミラノは後者に該当。
・ホープフルS=レガレイラ 皐月賞⑥
・京成杯=ダノンデサイル 皐月賞(除外)
・弥生賞=コスモキュランダ 皐月賞②
・皐月賞=ジャスティンミラノ 皐月賞①
皐月賞馬自身にまで手を広げても上記4頭まで。
更に先輩がすべて皐月賞掲示板歴を持っていることを考えると、
コスモキュランダかジャスティンミラノが濃厚だと考えられます。
ただし今年が19年型に分類される可能性もあります。
その場合にはショウナンラプンタが
ロジャーバローズ型になりますが、
【2歳GⅠ敗退歴】が非常に大きな瑕疵と考えられます。
84年以降、【2歳GⅠ敗退歴】を持つ
ダービー馬は1頭も誕生していませんので、
その面からは(外)シンエンペラーやジューンテイク
なども非常に厳しいと考えられます。
未勝利に拘らなければ、
・スプリングS=シックスペンス
・青葉賞=シュガークン
・プリンシパルS=ダノンエアズロック
あたりが候補と考えられます。
皐月賞の時も書きましたが馬齢斤量変更で、
【TR57k=本番57k】という99年以前の
【京都新聞杯(57k)→菊花賞(57k)】
という懐かしい状況が春GⅠで生じているわけです。
この状況を利用して、ダービーTR組が
悲願のダービー制覇を達成する可能性も
充分考えられる状況ですので非常に悩ましいですね。
しかし、皐月賞1・2着馬か、皐月賞未出走組か…
先週のオークスに続いて、
今週も同じ戦歴の取捨選択で
悩まされることになるわけですね(^^;
しかも…
【オークス】
1番人気ステレンボッシュ 戸崎騎手/桜花賞①
2番人気チェルヴィニア ルメール騎手/桜花賞⑬
【ダービー】
1番人気ジャスティンミラノ 戸崎騎手/皐月賞①
2番人気レガレイラ ルメール騎手/皐月賞⑥
1・2番人気馬の騎手が同じですからねぇ…
どうしてもオークスを反映した決着構造を期待してします。
まだまだ時間はありますので、ゆっくり考えていきましょう。