昨日の記事ですが、慌てて書いたので
ちょっと言葉足らずな部分がありました。
書き直すのも読んでくださった方に申し訳ないので
こちらで少し補足させてください。
読み方によっては17頭以下になったら…
【桜花賞不出走/桜花賞以降OP1着馬】
が最優先で1着する…というようにも
読めてしまいますがそうではありません。
【阪神JF馬=オークス不在】年のうち
今年が該当するカテゴリーは、
18頭フルゲートで行う場合には
過去は桜花賞馬が1着しています。
ですが【フルゲート割れ】した場合には
細分化の条件の優劣において、
【フルゲート割れ】で分類する条件の方が
優先される【可能性がある】という話です。
例えば単に【フルゲート割れ】の年度を見てみますと…
【オークス1着馬】
97年(16頭)メジロドーベル 桜花賞②
03年(17頭)スティルインラブ 桜花賞①
09年(17頭)ブエナビスタ 桜花賞①
15年(17頭)ミッキークイーン 忘れな草賞①
18年(17頭)アーモンドアイ 桜花賞①
22年(17頭)スタニングローズ 桜花賞①
15年以外は桜花賞の連対馬が1着…
というかメジロドーベルは阪神JF1着馬ですので、
【阪神1600mGⅠ1着馬】が優勝しています。
阪神JF1着=桜2着のアスコリピチェーノが不在ですので、
単に17頭以下になった場合には、
ふつうにステレンボッシュしか選択肢がありません。
ただ15年を再現するにあたり、
その要素のひとつとして
【阪神JF馬が不在】という要因が考えられ、
今年(24年)はその可能性を満たしていますよ~
ということを言いたかったのです(^^;
もしかしたら他の条件が原因となって
15年だけ阪神1600mGⅠ馬が
勝っていない可能性も充分にありますので、
たとえば取消があったからといって、
すぐにタガノエルピーダやアドマイヤベルなどに
飛びつかないで頂きたい…と申し上げておきます。
…とはいえ、
【阪神JF馬不在】以上に今年の注目点は、
【収得賞金400万(新馬・未勝利1着のみ)馬】が
【無抽選】で4頭も出走してきた点ですよね。
同様のケースがあったのか、なかったのか
私の手持ちの資料ではわからないので、
正確なエビデンスのない話になってしまうのですが、
ちょっと記憶にない状況だと思います。
過去に同様の事例がいつあったのか、
どなたかお分かりになる方は、ぜひご教授ください(^^;
新馬を勝ち上がっただけの馬が
抽選もないままにオークスに出走できる
ということから考えられる事と言ったら、
【優先出走権の否定】
でしょうかね?
わざわざトライアルに出走し、
必死に【優先出走権】を取った馬と、
新馬勝ったから登録しちゃおう~という
気楽な馬の立場が一緒ということですからねぇ。
ですので、あくまで個人的な思い込みとして、
17頭立てになってくれたら、
【優先出走権・非所持馬】を
本命に据える理由(=言い訳)が出来るので
「お願いします!」といった感じです。