ギリギリまでナミュールが1番人気でしたが、
最終的にはマスクトディーヴァに逆転されてしまいました。
毎週毎週やってくれますねぇ(^^;
1番人気を失ってしまっては、
ナミュールの1着席は
限りなく遠くなってしましました。
私はマスクトディーヴァが1番人気なら
彼女自身か、逆枠同枠のウンブライルが
1着だと思っていました。
根拠は下記のエリザベス女王杯からの
分類に起因しています。
【前年エリザベス1着馬=前年・当年VM不出走】
かつ
【前年エリザベス1人気馬=当年VM不出走】
該当年度をエリザベス1着馬の馬齢で細分化。
【エリザベス1着馬=3歳馬】
07年ダイワスカーレット(牝3)
17年モズカッチャン(牝3)
23年ブレイディヴェーグ(牝3)
↓
【ヴィクトリアM】
<08年>
1着エイジアンウインズ(牝4) 条件戦+阪神牝馬①
2着ウオッカ(牝5) 当日1人気
<18年>
1着ジュールポレール(牝5) 条件戦+阪神牝馬⑤
2着リスグラシュー(牝5) 当日1人気
【条件戦出走歴+阪神牝馬掲示板歴】と
【当日1人気馬】という決着構造でした。
マスクトディーヴァが1・2着条件を
双方満たしていますので、
逆枠同枠の【阪神牝馬②】を持つ
ウンブライルと逆枠ゾロ目が良い…
と思っていました。
しかし結果は…
【ナミュールの逆枠同枠】で
【阪神牝馬⑥】歴を持つ
テンハッピーローズが1着でした。
2着馬も4人気=フィアスプライド
だったことから、決着構造としては
やはり【牡牝マイルGⅠ1着馬出走年】
からの影響が大きいと感じました。
【安田記念1着馬出走年】
<09年>
1着ウオッカ(牝5) 桜②→前年VM②→安田記念①/当日1人気
2着ブラボ-デイジー(牝4) 福島牝馬①
3着ショウナンラトビア(牝6) 2着同色
<23年>
1着ソングライン(牝5) NHK②→前年VM⑤→安田記念①
2着ソダシ(牝5) 前年VM①
3着スターズオンアース(牝4) 桜花賞①/当日1人気
【マイルCS1着馬出走年】
<21年>
1着グランアレグリア(牝5) 桜①→安田記念①→マイルCS①/当日1人気
2着ラングリングアレー(牝5) 中山牝馬①
3着マジックキャッスル(牝4) 愛知杯①
<24年>
1着テンハッピーローズ(牝6) マイルCS①1着馬逆枠
2着フィアスプライド(牝6) ターコイズ①
3着マスクトディーヴァ(牝4) 阪神牝馬①/当日1人気
1着馬=牡牝GⅠ1着馬自身か対面馬
2着馬=1年内・牝馬限定重賞1着馬
3着馬=4歳・牝馬重賞1着馬自身か対面馬
(マスクトディーヴァとハーパーが組んだ
4枠が3着候補と書いたのは上記が理由です)
グランアレグリアが安田記念1着馬でもあることを考えると、
同じ東京1600mGⅠである安田記念1着歴を持たない
ナミュール自身の1着は厳しかったのかもしれません。
もしくは記事にも書きましたが、
【3歳1600mGⅠ連対歴】の不足が
【連続1人気歴】でも補えなかった可能性も高いです。
いずれにしてもナミュールに瑕疵があった場合、
【ナミュールの対面馬が有力】と書いたにも関わらず、
テンハッピーローズを完全に無視してしまったのは、
非常に大きな失敗でした。
でもですね?ナミュールの対面馬は…
・同枠=ルージュリナーク
・対角=マスクトディーヴァ
・平行=スタニングローズ
・逆枠=テンハッピーローズ
…マスクトディーヴァを押さえておけば
充分だって思ってしまいますよね(^^;
ナミュールが不足している
・3歳1600mGⅠ連対歴=ウンブライル
・前年VM掲示板歴=サウンドビバーチェ
…とまで書いていたのですから、
ナミュールの対面馬のうち、
サウンドビバーチェの同色馬である
テンハッピーローズは押さえておくべきでした。
まして対角馬もヴィクトリアMのポイントである、
・ハーパー=前年エリザベス掲示板最先着敗退3歳馬
でしたからねぇ…
因みに昨年の前年エリザベス掲示板最先着敗退3歳馬は
ナミュールでした。
(2着ライラックはVM不出走)
そしてナミュールも1着ソングラインの対角配置。
つまり2年連続でVM1着対面馬であったことになります。
次回以降、牡牝1600mGⅠ1着馬が出走時には
絶対に注意が必要な点だと思います。
…いやぁ、しかし単勝200倍ですか。
歴代だと4位になるようですね。
以前も書いたような気がしますが、
サンドピアリスのエリザベス女王杯のせいで、
【サイン馬券】→【競馬番組理論】
という道を歩いてきた私としましては、
今回のレースはぜひ的中させたかったです。
そういえば89年エリザベス女王杯も
1番人気馬はシャダイカグラ=武豊騎手でしたね。
ナミュールが武騎手に乗り替わったことを
「非常に誘い水感がします」と書きましたが、
虫の知らせだったのかもしれません(^^;