思いがけず4日もかかってしまいましたが、

皐月賞の再分類が終わったので書き留めておきます。

 

ホープフルSが創設されようが、

皐月賞が馬齢戦になろうが、

結局一番大切なのは【弥生賞】でした…

という事でここからの分類です。

 

【弥生賞馬=第1馬齢デビュー/初勝利=未勝利】

 

該当年度を更に細分化していきます。

 

まず【弥生賞馬=朝日杯FS出走】ですが、

煩わしいので該当年度の皐月賞馬だけ列記します。

 

94年1着ナリタブライアン 共同通信①+スプリング①

97年1着サニーブライアン ジュニアC①+弥生賞③

03年1着ネオユニヴァース きさらぎ①+スプリング①

 

3歳別定戦1着歴と皐月賞優先出走権を所持。

そして上記の皐月賞馬はすべてダービーも1着。

 

残りは【朝日杯FS不出走馬】なのですが…

【弥生賞以前に中山2000m1着歴所持】

 

90年1着ハクタイセイ きさらぎ①1人気(56k/1k増)

22年1着ジオグリフ 共同通信②1人気(57k/1k増)

 

3歳別定GⅢを1番人気かつ増量歴で連対した馬が1着。

両馬はダービーでは5・7着には敗退。

 

ですが皐月賞2・3着馬を見てみますと…

 

90年2着アイネスフウジン ダービー①

90年3着メジロライアン ダービー②

 

22年2着イクイノックス ダービー②

22年3着ドウデュース ダービー①

 

皐月賞2・3着馬がダービー1・2着席に就いている年度です。

 

そして残った【朝日杯FS不出走/中山2000m未勝利】が…

 

12年1着ゴールドシップ 共同通信①(57k/1k増)

14年1着イスラボニータ 共同通信①(57k/1k増)

17年1着アルアイン 毎日杯①

24年1着ジャスティンミラノ 共同通信①

 

前走、3歳重賞1着直行馬が1着していますね。

 

12年2着ワールドエース 若葉S①

14年2着トゥザワールド 弥生賞①

17年2着アルアイン アーリントン①

24年2着コスモキュランダ 弥生賞①

 

すべて3歳GⅠ優先出走権付与レースの1着馬。

 

そして上記の1・2着馬にダービー馬は不在。

 

では該当年度のダービー馬は

どういった馬だったのでしょう?

 

【ダービー馬】

12年1着ディープブリランテ 皐月賞③(3人気)

14年1着ワンアンドオンリー 皐月賞④(4人気)

17年1着レイデオロ 皐月賞⑤(5人気)

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24年ジャンタルマルタル 皐月賞③(3人気)

24年(外)シンエンペラー 皐月賞⑤(5人気)

 

皐月賞の掲示板着順と、着順と同じ人気を得た馬がダービー馬。

 

今年はジャンタルマルタルと

(外)シンエンペラーが該当しています。

 

【ダービー馬】

12年1着ディープブリランテ 東スポ2歳①(1人気)

14年1着ワンアンドオンリー ラジオNIKKEI2歳①(7人気)

17年1着レイデオロ ホープフル(GⅡ)①(1人気)

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24年ジャンタルマルタル デイリー2歳①(1人気)/朝日杯①(1人気)

24年(外)シンエンペラー 京都2歳①(1人気)

 

2歳重賞1着歴を持つ先輩たちに対して、

24年の候補馬2頭もきっちり所持しています。

 

更にジャンタルマルタルはダービーではなく

NHKマイルCが有力らしいですが、

14年3着馬ウインフルブルームも

ダービーを出走取消で未出走…

 

そんな14年を仮にサンプルとした場合…

 

14年1着ワンアンドオンリー 皐月賞④(1着同枠)

14年2着イスラボニータ 皐月賞①

24年1着(外)シンエンペラー 皐月賞⑤(1着同枠)

24年2着ジャスティンミラノ 皐月賞①

 

という決着構造が一番美しそうですが、

果たして上記の様にキレイにいくでしょうか?

 

14年皐月賞 【枠単】1→8

14年ダービー 【枠単】1→7

 

と1着枠を引き継いでいますので、

ダービーの7枠に(外)シンエンペラーが

配置されるかどうかが最初の注目点でしょう。

 

次に17年(皐月賞=牝馬1番人気)がサンプルの場合…

 

17年皐月賞 【枠単】6→4

17年ダービー 【枠単】6→2

 

こちらも1着枠を引き継いでいます。

 

そしてダービーの1着枠は…

 

6枠12番レイデオロ 皐月賞⑤(3枠5番SPゲート)

6枠11番ペルシアンナイト 皐月賞②

 

皐月賞でSPゲートを得ていたレイデオロの

同枠に皐月2着=ペルシアンナイトが同居。

 

(外)シンエンペラーも7枠14番のSPゲート配置でした。

同枠にコスモキュランダがいるかどうかにも注目です。

 

因みにワンアンドオンリーも皐月賞では

1枠1番と準SPゲートに配置されていました。

 

そしてダービーの2着馬は…

 

14年イスラボニータ 共同通信①→皐月賞①(2人気)

17年スワーヴリチャード 共同通信①→皐月賞⑥(2人気)

24年ジャスティンミラノ 共同通信①→皐月賞①(2人気)

 

共同通信杯1着歴と皐月賞2人気歴を共有。

やはりジャスティンミラノが有力なのでしょうか。

 

これらはあくまで皐月賞用の分類から

延長戦上で想定されるダービー予想ですので、

また改めてダービーは掘り下げて考えたいと思います。

 

…以上で、ひとまず皐月賞回顧は終わりにして、

天皇賞の予想に移りたい…と思ったのですが、

今週フローラSがありますので、

先にオークスを軽く考えてみたいと思います。