枠順が確定しました。

 

前々日売りの人気順は、

ルガル→トウシンマカオ→[外]ビクターザウィナー

という順です。

 

netkeibaさんの想定オッズとは

だいぶ異なる人気順ですが、

明日、明後日と日が進むにつれて

ナムラクレアやママコチャにも票が入る事でしょう。

 

ルガル=シルクロードS①

トウシンマカオ=オーシャンS①

と春季1200mGⅢを1着した馬が人気ですが、

ちょうど調べていた要素と被るので

少しだけ見解を書かせて頂きます。

 

元々5月時代の高松宮記念のステップ重賞だったのは、

シルクロードSと阪急杯でした。

 

高松宮記念が3月に移設したことで、

シルクロードSも2月に移設したのですが、

何故か最終的にTR競争となったのは、

阪急杯とオーシャンSでした。

 

非常に奇妙な3つのGⅢレースですが、

このレースからちょこちょこ1着馬が排出されています。

 

ですのでこの3レース1着馬の高松宮記念への出走状況を

3月移設の2000年以降で調べてみました。

 

まず[外]香港スプリントS1着馬が出走年は除外。

出走してきたらすべて1着席に就いていますのでEXとしました。

 

次に上記3レースの1着馬のうち、

1頭でも不出走だった年度も除外します。

 

「シルクロードS」「阪急杯」「オーシャンS」の1着馬のうち、

1頭でも本番で欠けていたら1着席には就けていません。

 

言い換えれば、上記3レースの1着馬が1着したい場合、

3レースすべての1着馬が揃う必要があるという事です。

 

次にすべての1着馬が揃っているケースですが、

これをスプリンターズSの1着馬の戦歴で分類します。

 

まず前年高松宮記念1着→スプリンターズ1着の年。

 

該当年なら01・09・13年、当該年では02・10・14年ですが

 

【高松宮記念】

02年1着ショウナンカンプ(牡4) オーシャン①

10年1着(外)キンシャサノキセキ(牡7) オーシャン①

14年1着コパノリチャード(牡4) 阪急杯①

 

優先出走権競争の1着馬が1着しています。

 

次に前年高松宮記念敗退→スプリンターズ1着の年。

 

【高松宮記念】

01年1着トロットスター(牡5) シルクロード①

18年1着ファインニードル(牡5) シルクロード①

23年1着(地)ファストフォース(牡7) シルクロード②

 

シルクロードS連対馬が1着しています。

因みに23年シルクロードS①のナムラクレアは2着です。

 

つまりシルクロードS1着馬は連対させてもらえるという事です。

 

そして今年も該当する

前年高松宮記念不出走→スプリンターズ1着の年。

 

まずスプリンターズS1着馬が3歳の年度

07・21年→08・22年ですが、

 

【高松宮記念】

08年1着ファイングレイン(牡5) シルクロード①

22年1着ナランフラグ(牡6) オーシャン②

 

当該3レース連対馬が1着。

22年オーシャンS着馬=(外)ジャンダルムは

高松宮記念11着後、秋のスプリンターズSを1着しています。

 

次にスプリンターズS1着馬が[外]馬で、

翌年の高松宮記念に不出走だったケース。

 

【高松宮記念】

06年1着オレハマッテルゼ(牡6) 阪急杯③(1人気)

11年1着(外)キンシャサノキセキ(牡8) オーシャン②(2人気)

 

当該レースを連対人気で馬券対象着順に敗けてきた馬ですね。

 

そして残ったのが03・04・09・24年。

前年高松宮記念未出走→スプリンターズ1着、

かつ当年高松宮記念出走年です。

 

【高松宮記念】

03年1着ビリーヴ(牝5) 阪急杯⑨(2人気)

04年1着サニングデール(牡5) 阪急杯①(3人気)

09年1着ローレルゲレイロ(牡5) 阪急杯②(3人気)

24年1着???

 

すべて阪急杯経由の馬で、馬券対象着順人気所持馬です。

 

登録時は存在したアサカラリングが出走出来なかったため、

該当馬はウインマーベルのみです。

 

さてさて単純に彼を1着指名して良いものかどうか…

次回の記事で上記年度を掘り下げてみたいと思います。