当初は除外対象だったオメガギネスが無事に(?)
出走表に辿り着き、現在1番人気に推されています。
なぜこの馬の出走の可否を待っていたか…
と言いますと、1番人気からの分類は
【4歳馬/5歳以上】で大きく分類される為でした。
【1番人気馬=4歳馬】
97年(外)ストーンステッパー(牡4) 2着
03年ゴールドアリュール(牡4) 1着
05年メイショウボーラー(牡4) 1着
06年カネヒキリ(牡4) 1着
16年ノンコノユメ(牡4) 2着
21年(外)カフェファラオ(牡4) 1着
24年オメガギネス(牡4) ?着
GⅠ化以降のフェブラリーSでは、
4歳馬が当日1番人気に推された場合、
すべて連対席に就いています。
更に2着だった97・16年の1着馬は…
97年1着 シンコウウインディ(牡4) 前走平安S①(3人気)
16年1着 モーニン(牡4) 前走根岸S①(1人気)
前走、春季JRAダート重賞を1着した4歳馬が1着。
つまり4歳馬が1番人気の年は、すべて【4歳馬が1着】しています。
そして今年の4歳馬は…
1枠2番 シャンパンカラー(牡4) 芝GⅠ馬/ダート初出走
2枠3番 [地]ミックファイア(牡4) ダート3冠馬
2枠4番 ドゥラエレーデ(牡4) 芝GⅠ馬/チャンピオンズ③
3枠5番 オメガギネス(牡4) 重賞未勝利馬/1人気想定
なぜか内から4頭並んで配置されていますが、
すべてが非常にクセのある戦歴であるとともに、
全馬が前走で【敗退歴】を所持しています。
出走してくれれば個人的に一番有力だったのは…
エンペラーワケア(牡4) 根岸S①(1人気)
なのですが、居ないものは仕方ありませんし、
他の馬を勝たせたいから居ないのだ、と考えるべきでしょう。
その1の記事でも書いたように、
根岸S・東海S両1着馬がともに不在なのは
「ガーネットS・平安S」の組み合わせだった
97年以降をみても初めての事となります。
更に1番人気=オメガギネスが重賞未勝利馬である点も
初めての事となります。
果たして今年も4歳馬が1着出来るのか?
それとも上記の状況から、初めて否定されるのか?
もう一点、別の視点からも見ておきましょう。
昨年はフェブラリーS1着馬=(外)レモンポップが
チャンピオンズSも1着し、JRAダートGⅠを連勝しました。
00年ウイングアロー 前年4人気→翌年フェブラリー②(2人気)
11年トランセンド 前年1人気→翌年フェブラリー⑦(1人気)
17年ゴールドドリーム 前年2人気→翌年フェブラリー②(1人気)
23年(外)レモンポップ 前年1人気→翌年フェブラリー不出走
この年度をどのように分類すべきか。
前年フェブラリーSの人気で分類すれば…11・23年/00・17年
当年フェブラリーSの人気で分類すれば…11・17年/00・23年
この時の1着馬は…
01年(外)ノボトゥルー(牡5) 前走根岸S①(8人気)
12年(外)テスタマッタ(牡6) 前走根岸S③(5人気)
18年ノンコノユメ(セン6) 前走根岸S①(6人気)
前走根岸Sで馬券対象着順を獲得した馬が1着も
今年は該当馬が不在。
更に4歳馬が1着したこともありません。
先輩の【フェブラリー→チャンピオンズ連勝馬】は
必ず翌年出走していましたが、今年は不出走なら
【非根岸Sルートの4歳馬】の可能性もあるのではないでしょうか。
取り敢えず、今のところは
色々な角度からの【初めて性】を重視して、
1番人気馬=オメガギネス(牡4)
に期待してみようか?と思っています。
もしも4歳馬が否定されるなら、
前年フェブラリーS1着馬が1番人気ではなかった
01年の1着馬=(外)ノボトゥルーが【GⅠ初出走馬】
であったことから8枠の2頭に注目しています。
(外)ノボトゥルーの戦歴に近そうなのは
ドンフランキー(牡5)の方なのですが…
アルファマム(牝5) キング騎手
牝馬に女性騎手が騎乗していますが、
GⅠ化してから【牝馬】が1着したことも、
当然【女性騎手】が1着したこともありませんので、
こちらも非常に気になりますね。