昨日、ネットでこんな記事を目にしました。

 

【有馬記念】ディープインパクト産駒は3頭出走予定

歴代単独トップのJRA・GI72勝目なるか

 

直リンはどうかと思いましたので、

サンスポさんの記事ですのでご興味がある方は

ご自分で検索してください。

 

内容を簡単にお伝えしますと、

ディープの歴代GⅠ勝利数は71勝で

父サンデーサイレンスと同数で1位。

有馬記念で単独1位となれるか?という記事です。

 

この記事を読んで真っ先に頭に浮かんだのが、

ディープインパクトのラストクロップ馬…

 

[外]オーギュストロダン(牡3) でした。

 

アイルランドの名伯楽A・オブライエン調教師のもと、

・英ダービー 1着

・愛ダービー 1着

・愛チャンピオンズS 1着

・ブリーダーズCターフ 1着

 

と輝かしい戦績を残したディープインパクト産駒です。

 

日本のラストクロップは、

ライトクオンタム(牝3)が父の相棒であった武豊騎手を背に

シンザン記念を優勝しましたが、

残念ながらGⅠには手が届いていません。

 

現役のディープ産駒たちが残らず引退するまでは、

【GⅠ単独1位=72勝目】の可能性は残るわけですが、

ラストクロップがクラシックを走る23年という年は、

ディープインパクトという馬の歴史にとって

節目の年であることには違いないかと思います。

 

ダービーの中のダービー、「THE DERBY」と言っても差し支えない

イギリスのエプソムダービーを産駒が勝った歳なら尚更です。

 

では一方の日本ダービー馬はと言いますと、

有馬にも出走しているタスティエーラな訳ですが、

ずっと私が問題視している弥生賞の1着馬でもあります。 

 

そんな弥生賞、現在の正式名称はご存じの通り…

 

【弥生賞ディープインパクト記念】

 

であります。

 

【ディープインパクト・ラストクロップ・イヤー】

・日本ダービー馬=弥生賞ディープインパクト記念1着馬

・英ダービー馬=父:ディープインパクト

 

1年を締めくくる有馬記念において、

この【ディープインパクト・ラストクロップ・イヤー】

という要素が全くない事は考えづらくないでしょうか。

 

そんな有馬記念に出走しているディープ産駒は…

 

1枠2番 シャフリヤール(牡5)

5枠10番 ジャスティンパレス(牡4)

7枠14番 プラダリア(牡4)

 

以上の3頭です。

 

ジャスティンパレスにとっては非常にプラスな要因だと思われます。

 

因みに同枠のヒートオンビートは、

母父:ディープインパクト です。

 

更にシャフリヤールの前走=BCターフの1着馬は…

[外]オーギュストロダン(牡3) です。

 

これもあってシャフリヤールは

香港から急遽(?)呼び戻されたのかも知れません。

 

そして4歳ダービー馬の鞍上は武豊騎手、

言わずもがなディープインパクトの主戦騎手です。

 

更に3歳ダービー馬の鞍上=ライアン・ムーア騎手は、

オーギュストロダンの主戦騎手です。

しかも同枠には前述のディープ産駒のうちの1頭、

プラダリアが配置されています。

 

このように今年の有馬記念は

ディープインパクト色に染められている気がしてきました。

 

そんなディープインパクトが勝った

06年有馬記念は4番ゲートだったわけですが、

今年の4番ゲートは…

 

タイトルホルダー(牡5) 

 

彼もまた【弥生賞ディープインパクト記念】1着馬であり、

その弥生賞1着時も【4番ゲート】…

そしてオーギュストロダンの英ダービーのゲートも…

【14頭立て・4番ゲート】でした。

 

そんなディープインパクトを国内が唯一敗退したのが05年有馬記念。

 

1着=ハーツクライ(牡4)

 

は武豊騎手騎乗のドウデュースの父であり、

当時のゲートは【5枠10番】でした。

 

そういえばジャスティンパレスは昨年も

【5枠10番】で【1着同枠馬】でもありますね。