昨日書いた細分化について、週末になる前に
コツコツ書いておこうと思います。
まとめて書くと読む方も大変ですしね(^^;
【三冠牝馬誕生年】に関しては、
恐らく他の方からも色々考察があると思いますので、
今日は【ヴィクトリアM】からの視点です。
今年から58k化したヴィクトリアMですが、
1着馬=ソングラインはBCマイルに出走ということで不在。
不在年を1番人気馬の戦歴から以下のように細分化します。
①【1人気=3歳/秋華賞馬】=06・07・10年
②【1人気=3歳/非秋華賞馬】=09・19年
③【1人気=4歳上/前年エリ女1着馬】=16・18・20年
④【1人気=4歳上/当年宝塚出走】=15・21・22年
⑤【1人気=4歳上/上記以外】=08・17年
今年は②または③の可能性が高そうですので
このカテゴリーの1着馬を見ておきたいと思います。
②【1人気=3歳/非秋華賞馬】
09年1人気馬=ブエナビスタ(牝3) 桜1着/オークス1着
09年1着馬=クイーンスプマンテ(牝5) 秋華賞12着/京都大賞典9着
19年1人気馬=ラブズオンリーユー(牝3) オークス1着
19年1着馬=ラッキーライラック(牝4) 阪神JF1着/秋華賞9着/府中牝馬3着
23年の1番人気馬はGⅠ未出走のブレイディヴェーグ(牝3)か、
オークス2着、秋華賞3着のハーパーか…
いずれにしてもリバティアイランドが不在ですので、
3歳世代限定GⅠ馬は不在となります。
もしかしたらこの点で1番人気馬がオークス馬だった
09・19年とは異なる分類が必要になる可能性もありますが、
取り敢えずは09・18年をモデルに考えたいと思います。
まずクイーンスプマンテ・ラッキーストライクともに
3歳時に秋華賞出走歴を所持。
かつ前走は秋季ステップGⅡに出走しています。
今年の該当馬は…
ライラック(牝4) 秋華賞10着/府中牝馬3着
前年2着同枠馬だったライラックしか該当馬がいません。
クイーンスプマンテがみなみ北海道S1着、
ラッキーライラックが中山記念2着と
OP以上の牡牝戦での賞金加算歴があるのに対し、
ライラックは昨年のエリ女2着以来、賞金未加算です。
この点でちょっと強気には押せない印象です。
③【1人気=4歳上/前年エリ女1着馬】
16年1人気馬=マリアライト(牝5) 宝塚記念1着/オールカマー5着
16年1着馬=クイーンズリング(牝4) 桜4着/オークス9着/秋華賞2着
18年1人気馬=モズカッチャン(牝4) [外]ドバイ6着/札幌記念3着
18年1着馬=リスグラシュー(牝4) 桜2着/オークス5着/秋華賞2着
20年1人気馬=ラッキーライラック(牝5) 大阪杯1着/札幌記念3着
20年1着馬=ラッキーライラック(牝5) 桜2着/オークス3着/秋華賞9着
ジェラルデイーナが1番人気だった場合はこちらになります。
エリ女後に牡牝GⅠを勝ったマリア・ラッキーとは異なりますので、
18年=モズカッチャンが一番近そうな印象です。
因みに18年はアーモンドアイ、20年はデアリングタクトと三冠牝馬が誕生し、
ともにエリザベスを回避してJCに出走しています。
他に同様なのは12年のジェンティルドンナだけですので、
気が向いたら上記3年を比較してみては如何でしょうか。
さて1着馬ですが16・18・20年とも3歳時に牝馬三冠GⅠを皆勤し、
いずれかのレースで連対歴も所持しています。
ところが今年は該当馬が存在していません。
本来ならナミュールが一番可能性がありそうでしたが、
来週のマイルCSに回ってしましました。
という事でヴィクトリアMの視点からは
1番人気馬=3歳馬/1着馬=ライラック
という可能性がまず浮上してきました。
次回は15頭立ての観点から考えてみようと思います。
しかし今年の秋のGⅠは菊花賞(17頭)→秋天(11頭)に続き
エリザベスも15頭以下、マイルCSも登録時点で16頭と
フルゲート割れが続きますね。