今日は、ヤンキー中学2日目から3日目にかけて起こった話。
たくやさんが三階から飛び降りて始まった僕らの中学生活。(たくやさんの話は、僕のブログの1日目をみてください。)
僕達は、今日はどんな事がおこるのだろうか?と不安に駆られながら友達7人で学校に登校した。すると正門で何やら先輩3人が
先に登校した1年生を囲んで、何か話をしている。僕たちは恐る恐るその先輩の脇を抜け、教室に向かおうとした。すると先輩から怒号が飛んだ。「おどれら、挨拶せんかいや!!」
僕たちは、その言葉を聞ききる前に7人そろって、「おはようございます!!!」と反射的に大声で言い返した。今思い返しても、息のあったファインプレーだったのではないかと感じる。
すると先輩は、「全員で一気に言うてくんなや。なめてんのか。いてまうぞこら!!」と言ってきたのだ。もう何がなんだか訳が分からなかった。
そして挨拶を済まし教室に向かおうとする僕達に、先輩はこう続けた。「そこでズボンのベルト外して待っとけ!」
本当に意味が分からなかった。そして数十秒後、僕達7人の所に寄ってきた先輩は、ズボンの内側ウエスト周りを見渡しこう言ったのだ。
「お前らもか!ウエストんとこに明日までに名前書いてこい。」と。
本当に意味が分からなかった。昨日から意味が分からないことばかりだ。しかし歯向かう訳にも行かず僕は夜、母親に名前を書いておくようにお願いをした。
あの時の母親の怪訝そうな表情、そして言葉は今でも忘れられない。「幼稚園児か思たわ。」
なぜ自分で書かなかったのか。思春期に、母親に性器を見られた気分だった。。。そしてその後悔は次の日にも続いたのだ。
次の日同じ7人で登校し、昨日の先輩3人の待つ正門を通った。今日は7人で挨拶するタイミングを朝イチで練習してきた為、怒られる事は無いと思っていた。挨拶の仕方はこうだ。
7人の内3人がまず同時に挨拶をし、先輩の様子を伺いつつ、大丈夫だと思えば残り4人が同時に挨拶をする。しかしもし怒られそうなら、4人目からは一人ずつ挨拶する方法に変えるという戦法だ。1人ずつだと、「一気に言えや!」と言われかねないと思い、思い付いた戦法だ。
我ながらリスクヘッジの出来た、12歳が発案したにしては素晴らしすぎる戦法だと思った。しかしそんな思いは束の間で、僕らの想像を先輩はゆうに飛び越えてきたのだ。
「その作戦じみた感じが1番好かんのじゃボケ!」と。。。。みんなあの時はごめん。
するとまたベルトを外す指示が出たのだ。しかし昨晩皆しっかり自分で名前を書いて来ていたので、威風堂々と先輩のウエスト周りチェックを待ち構えることができていた。
そしてチェックが始まった。1人ずつ順に確認され、OK,OK,OKと合格をもらっていく。後々分かった事だが、この三人の先輩は2年生で、3年生の言いつけによりこんな事をしていたのだ。
そして6人目の僕の番がきた。母親に頼んでいた僕は、母親が書いてくれてた姿も見ていた為安心しきっていた。しかし先輩は僕を叩いた。。。そのビンタはまるで、ビスケット=クルーガーがキルア=ゾルディックに与えた一発を彷彿とさせるものだった。(HUNTER×HUNTER14巻参照)
なぜ叩かれたのか。全く僕は分からなかった。そして名前を書いてないのか?と母親を疑いウエストに目をやった。そこには、FOMATAROと英語が書いてあった。
何で英語なん。。。
僕は母親に名前を書いてもらったことにもう一度後悔することになった。性器を見られ損した気分だった。。。これが僕が母親と仲が悪くなったきっかけの話。。。
