日本郵便と戦う…という話 | Amazonでの販売利益の最大化を実現するアプリ「フォロスタ!」カスタマーBlog

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こんにちは

フォロスタ!のカスタマーサービスです。

 

 

あれ、表題が少し強かったかしら…

 

 

 

弊社がamazonのマーケットプレイスに参入したのが2015年5月でした。その際に、日本郵便とゆうメールの特約契約を締結して書籍の配送を業務委託しています。

 

 

その開始当初に行った説明不足やいろいろな不具合があったために、今月、調整事項が発生しているのです。

 

 

 

1.特約ゆうメール開始時期

小生居住地域の基幹局に出向き、特約ゆうメールの

  • 配送可能な郵便物
  • 梱包に関した規定(サイズ規約&配送物確認可能)

について説明を受け、見積もりを取って業務開始です。

 

 

2.ゆうメール使用開始当初の業務分担

マケプレ受注商品のゆうメール発送にあたって、郵便局の窓口にも確認しながら、以下の業務分担で運用が開始されました。

 

当社:

 1.郵便物を封筒に入れた状態で貴社に搬入

 2.貴社が中身を確認

 3.貴社郵便窓口前で梱包に封をする作業 

 4.差出表を添えて窓口に処理依頼

郵便局

 1.受付印押捺(後納印&ゆうメール印)

 2.計量

 3.当日分の代金合意(受付完了)

 

 

 

3.業務分担の変更(過去分)

当初は10通未満/日であった配送物も、徐々に数量が増加し、それにつれて郵便局から業務内容につき変更の依頼がありました。

 

 

(1)中身確認の省略

変更前:郵便窓口で中身を確認した後、窓口前で梱包を完成

変更後:当社にて梱包に封をして、そのまま郵便局に提出

 

変更理由:郵便局のテープ消費を抑えるため。

郵便局の文具を使いまくって心苦しかったので了解。

 

 

(2)受付印押捺時期の変更

変更前:郵便物を提出したのち窓口内で押捺

変更後:郵便物を入れる前の封筒に郵便局が事前押捺

 

変更理由:郵便局窓口業務負荷の波を平準化するため。

ゆうメール数量が20通前後あり、窓口でのスタンプ押捺により業務負荷に大きな波が生じていたのです。

郵便局の作業タイミング変更であったため、当社がお断りする理由もなく了解。

 

 

(3)配送物計量の委託

変更前:窓口にて配送物を計量&数量チェックし表に記入

変更後:当社にて配送物を計量し、表に数量記入し窓口に提出

 

変更理由:窓口業務負荷の低減のため。

ゆうメール数量が30通前後あり、窓口で計量&係数すると業務が滞るため

当社作業工程を見直し、追加作業なしで対応可能であったため、

了解。

 

 

 

4.新たな業務分担変更

今月、いつも通り、ブランクの封筒3,000枚を郵便局に持ち込み、スタンプの事前押捺をお願いしたところ、拒否されてしまったのです。

 

 

その場で折衝し、一旦は押捺作業を引き受けてくれたものの、翌日、以下の業務に付き、当社で行うよう口頭により委託があったのです。

その際に渡されたのがこの、郵便局の赤ラックを模した入れ物に入った可愛いスタンプでした。

 

<赤カート>

 

赤カート

<後納印>

後納印

<ゆうメール印>

ゆうメール印

 

 

言い渡された、業務分担変更の内容は、全然可愛くありませんでした。

 

変更前:郵便局にて封筒に「後納印」「ゆうメール印」事前押捺

変更後:当社にて「後納印」「ゆうメール印」押捺

 

 

今年度のゆうメール運賃が決定したのちの大きな業務分担変更であるため、文書にて当社で発生する費用を運賃に反映するように申し入れたところです。

 

 

5.双方の言い分や如何に?

郵便局の言い分は、特約ゆうメールの場合、「後納印」「ゆうメール印」を契約先で完備して持ち込むのが前提であり、本来あるべき状態にする、というものです。

 

 

 

これに対し、当社は、郵便局からスタンプなどのツールがあるにも関わらず、それを供給せずに「そもそも論」を展開するのは不当であり、今回の分担変更は、現状行われている業務の一部を弊社に委託する、という性質のものである。

 

従って、業務委託に基づく費用は請求可能ではないか?というものです。

 

 

交渉は始まったばかりです。

今後の展開を楽しみにしていて下さいね。

 

  

 

今日の記事はここまでです。