無意識には、主語がないので、「あの人なんか、不幸になればいいのに」と言ったり思ったりすると、無意識は自分のこととして捉えてしまいます。
自信を持ちたい女性の悩みをカウンセリング・心理セラピーで解消。
follow my heart 心理セラピスト 斉藤まり子です。
誰かの悪口を言ったり、相手に意地悪な言葉を投げかけることは、自分自身をも、傷つけることになってしまう。という心のしくみをご存じの方もいらっしゃると思います。
わたし達の無意識は、自分が発した言葉を実行しようとするからです。
例えば、「今日も楽しく、仕事をするぞヽ(^o^)丿」と決めると、無意識は、楽しく仕事をする、ということを実行しようとします。
無意識は、主語がないので、「あの人なんか、不幸になればいいのに」と言ったり思ったりすると、無意識は自分のこととして捉えてしまう(゚Д゚;)チーン・・
自分自身が「不幸になる」ことを実行しようとしてしまうという。。。。ひぃ~(^^;
人の無意識って、本当に不思議です。
ということは、心のしくみの側面から考えると、他人の幸せを願うと、自分自身も幸せを感じやすくなるのではないでしょうか。
ある女性のお話を、ご紹介させて頂きたいと思います。
その方は、失恋した時に、相手のことをしばらく許せなかったそうです。
「不幸になればいいのに!」とか、とにかくひどい言葉を連発していたそうです。
でも、彼女は、こう言っていました。
「ひどい言葉を言えば言うほど、わたし自身も苦しかった」と。
しばらくして、友達に、「色々あったけど、あの人が幸せに暮らしているといいな、と思えるようになったんだ」と、彼の幸せを願う言葉を言ってみたところ、なんだか心がスッキリしたそうです。
「彼の幸せを願えるようになったら、不思議と自分自身も幸せを感じることが多くなったんです」と、優しい笑顔でお話してくださったのが、とても印象的でした。
実際彼女はその後、別の人と出逢い、今は幸せに暮らしています。
無意識には、主語がなく、自分自身が発した言葉をそのまんま実行しようとする。。。
誰かの悪口を言ったり、ひどい言葉を投げかけることは、実は、自分自身を傷つけることに。。。
どんな言葉を、他人に伝えたり、思うことが多いだろう?
感謝の言葉。
労いの言葉。
幸せを願う言葉。
それとも・・・
他人に発する言葉に、自分の『今、ここ』の心模様が表れているのかもしれません。