心に響く言葉【人は人の「間」にいて、はじめて「人間」になる】
自信が持てない女性の悩みをカウンセリング・心理セラピーで解消。
follow my heart 心理セラピスト 斉藤まり子です。
精神科医の佐々木正美先生の本を読んでいたら、
【「ありがとう」と「どういたしまして」の繰り返しが人間の生涯】
という一文が目に留まりました。
んだな~、本当にそうだそうだ~って共感しました。
この世に誕生してから、今まで、どれほどたくさんの人にお世話になったんだろう。
おぎゃーって産声を上げて、この世に参上できたのも、お医者さんや助産師さんがいてくれたから。
何より、10ヵ月間、お腹の中で命を育んでくれた母がいたから。
誰もが、みんな最初は小さな赤ちゃん。
だから、人が1人で生きるというのは不可能。
誰かがお世話してくれたり、育ててくれたから、今こうして生きていられるのだと思います。
個性も、強みも持っている能力も、人それぞれ。
全てを兼ね備えている完璧な人なんていないから、「ありがとう」「どういたしまして」という優しいコミュニケーションが生まれるんだと思います。
例えば、繊細で感受性が強い人は、困っている人にも敏感に気づきやすい。
だから、「どうしたの?手伝おうか?」って、声をかけられる。
声をかけてもらったら嬉しくて、「ありがとう」
ありがとうの言葉が嬉しくて、「どういたしまして」
パソコンが得意な人は、パソコンを誰かに教えてあげたり、お手伝いしたり。
パソコン苦手だけど、料理が得意な人は、おいしいお菓子のおすそわけしたりして、周りの人達が笑顔になったり。
わたし達は、誰かのお世話になったり、誰かに心を配ったりしながら、支え合いながら生きている。
「ありがとう」「どういたしまして」とくり返しながら。
秋田弁だと、どういたしまして。が、なんもだ~になるんだすべか( *´艸`)
その本には、こうも書いてありました。
【人は人の「間」にいて、はじめて「人間」になる】
ん~、深いですねぇ。思わず唸っちゃいますねぇ。
個性も、強みも持っている能力も、人それぞれだから、時には摩擦が起こりやすいのも人間関係。
でも、人と人の間にいるから、自分の個性や強み、持っている能力にも気づけるし、「ありがとう」「どういたしまして」の優しさと喜びを知って、人として成長していけるのかもしれませんね(*^_^*)
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