今日は雑談です
こどもたちが
まだ6歳、4歳、3歳にも関わらず
私は時々見切り発車的に
こんな本置いておいたら役立つかな~✨
と買うことがあります
(そのために我が家はエントロピー増大中、
爆発寸前だyoキラン
)
まぁ当然のごとく
誰に読まれるわけでもないので
そういう本が屍のように
そこかしこと散らばっていくわけですが…💧
(もはや本棚に収納できず)
この間その本の中に
1年前に買った
「子供の科学」を見つけました
なんとなしにふと手にとって読んでみたら
それがなかなか面白いし良い✨
(買って満足するタイプ💧)
生活に即した科学の学習ができます❣️
ただこども1人で
読むには理解が少し難しいかな💧
こういうのって
親も一緒になって読んで実験したり
考察したりが必要かなと思いました
さて、本題です
その中に(2020年10月号)
こんな実験がありました‼️
ビタミンCの含有量を調べるというもの
(具体的な数値は求めず
多い少ないの大体の比較です)
方法はうがい薬で
酸化還元反応をさせて調べます
実験対象物は
①緑茶、
②レモンのしぼり汁、
③ビタミンC入り飲料、
ここで皆さんに問題です‼️
ビタミンCはどれに一番
多く入っているでしょうか?
続きを読む前に是非予想してみてくださいね
ところで、酸化還元反応とは❓
簡単な復習を✨↓
酸素と化合する反応を酸化、酸素を失う反応を還元
水素を失う反応を酸化、水素と化合する反応を還元
電子を失う反応を酸化、電子を受け取る反応を還元
まぁ大まかなイメージをいうと
還元は「還元セール」という
言葉もあるようにもらうこと❣️
酸素のほうはそのまま酸素と結びつくのが酸化、
酸素が離れるのが還元でいいですが
水素や電子については
「受け取るのを還元」と思って
もらったらいいと思います
話戻して、ビタミンCは美容の世界では
抗酸化作用がある、と言いますよね❣️
化学式を見てもらいますと
ビタミンCはH(水素)を失う反応になります✨
(つまり自身は酸化し、ヨウ素は還元されます)
↓
ヨウ素がヨウ化水素に変化することで
ヨウ素のもつ紫色が消失します
この反応を利用して
ヨウ素をスポイトで1滴ずつ垂らしていき、
色が消失したときの
ヨウ素の滴下量を比較することで、
ビタミンCの含有量を比較するというわけです
ここからは答え編になります‼️
滴下量が多かった順に並べると
ジャカジャカジャカ…
じゃ~ん!!!!
1位①緑茶
2位②レモンのしぼり汁
3位③ビタミンC入り飲料
でした‼️
皆さん、正解しましたでしょうか❓
私はレモンのしぼり汁が一番多いだろうと
予想していたので
なんでこんな結果なんだろう~❓と
訳がわからず…
あれだけ酸っぱいからビタミンCは
当然多いだろうと思っていたのです💦
実はこれがひっかけ💦
ビタミンCは「酸っぱい」
というイメージがあるんですが
このレモンの酸っぱさは
クエン酸によるもので💦
ビタミンCの含有量と酸っぱさは相関しません💧
*訂正させて頂いています
もう夏休み、終わってしまいましたが
自由研究としては家でもしやすいですし、
もう少しきちんと濃度やmol数を測定したうえで
実際の含有量を計算しても面白いと思います
化学反応を起こすことで
間接的に定量測定を行うというのは
実験で非常に重要なので
一度経験してみることをおすすめします
ちなみに私だったら…
お化粧品のビタミンC含有比較するかな
おもしろそうじゃないですか❓
広告に偽りありが判明したりして⁉️
なーんて下世話かしら💦
おまけ
お子さんの酸化還元や
酸性・中性・アルカリ性のお話を
身近に感じることができる実験を
紹介していますので
よかったらのぞいてみてくださいね!
酸化還元反応をもう少ししっかり学びたい方は
こちらの説明が分かりやすいかなと思います↓
我が家のこどもには
ここらへんがささると思う❣️↓
個人的には
エネルギー問題はかなりきちんと
押さえておかないといけないと考えています💦