主人「…もしかしたらいけるかもしれない…」
その後、主人は必死で携帯で調べ出しました
時刻は午後3時です
電車は限られた区間しか動いていない
時間も限られている
フェリーの乗り場は二ヶ所あります
小樽発→舞鶴着
苫小牧発→敦賀着
主人「席あるか電話して聞いてみて‼️」
私「了解‼️」
私「小樽発→舞鶴着のフェリーはあと残席1席しかない…って💦」
主人「あっしまった、そっちは大丈夫‼️小樽発→舞鶴着で乗れたとしても舞鶴からの移動手段の電車が終電過ぎているし、そこから出ているバスもないから無理だった💦苫小牧発→敦賀着の方を確認して‼️」
私「了解‼️」
私「ギリギリ残席あるって‼️予約した‼️」
主人「よかった‼️次はどうやってこれから苫小牧に行くかだ‼️あと、敦賀着いてからどうやって自分たちの家に帰るか考える‼️」
主人、電光石火の如し
さて、いずれにしても苫小牧まで行くためには
ここに留まっても居られず、移動を開始しました
新千歳空港から札幌までの区間は電車が動いていたので、先ずは札幌へ
電車内で主人が調べたところ、敦賀に着いても、私たちの家まで行く電車は途中で終電で止まってしまうことがわかりました💦
一方の私はというと、苫小牧発のフェリーに間に合わなかった場合を想定し、札幌駅近くで泊まれそうな宿を調べていました
でもどこのサイトもストップしてしまっており携帯からは予約が取れません💦仕方なく妊婦と幼児が歩ける範囲で札幌駅近くの宿泊場所に直接行ってみるしかないとなりました
札幌駅に着きました
でも2人の携帯はわずか3%しかありません…
とりあえず、近くを見渡すと
東横インがある‼️
それに電気が点いている⁉️
これは嬉しい誤算でした
周りのビルは真っ暗でしたが
東横インは自家発電があるのか明かりが見えます
もしかしたらトイレも使えるかも⁉️充電もできるかも⁉️宿泊させてもらえるかも⁉️
とはやる気持ちで向かいました
でも…
東横インにもヒトがいっぱいで、受付に聞いてみるとキャンセル待ちが私たちの前に20組もいるとのことでした…
他に泊まれそうなホテルはとりあえずは見た限りはありません
主人は諦めずに、泊まらずなんとか脱出する術を探っていますが充電はもうあとわずか…
私も長女もぐったりした顔をしていたのでしょう
ホテルの方が、ほぼほぼ泊まることができないであろう私たちに椅子に座って休むように勧めて下さっただけでなく、トイレの使用や給水、おにぎりまで配って下さったのでした
さらにさらに少しの充電も快くさせて下さったのです💦🙏
涙出そう…
(札幌駅東横イン様その節はありがとうございました💦)
時刻は5時前だったと思います
主人は充電で少し回復した携帯を握りしめて、必死に検索し続けます
バスやタクシーは、液状化したり、崩れたりと通行止めになっている道路があると言う情報もあり、運行経路なども確認していました
そして遂に
遂に
ピースが全て揃います
主人「大丈夫‼️行ける‼️」