トラピスチヌ修道院 函館・青森の旅⑨ | ワイン好きのブログ

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五稜郭タワーからすぐのバス停からトラピスチヌ修道院に行く直通バスが出てるので行ってみました。
 
トラピスチヌ修道院
 

正式名称は厳律シトー会 天使の聖母トラピスチヌ修道院というそうです。

 

 

日本で初めて設立した女子修道院とのこと。昔、母から聞いた話によると高校の先輩が卒業後にここの修道院に行くことにしたそうで、卒業の日にみんなで泣いてお見送りしたらしい。人生を主への祈りに捧げるなんてすごいです。

 

 

大天使聖ミカエル像

 

 

旅人の聖堂と呼ばれる建物

 

 

慈しみの聖母マリア

 

 

 

時が止まっているかのようにものすごく静かで穏やかです。修道院内は庭園の一部のみ一般開放されて見学できるようになってます。

 

 

 

聖テレジアの像

 

 

 

 

ジャンヌ・ダルクの像は正面からは見れない(立ち入り禁止)みたいでした。

 

 

ルルド

 

南フランスにあるルルドの洞窟を模して作られ、「ルルドの聖母」として広く知られています。

1858年に聖母マリアが18回にわたってルルドの近くにあるマッサビエルの岩窟で14歳の田舎娘ベルナデッタ・スビルーに現れ、ベルナデッタが聖母マリアのお告げに従って掘り当てた泉が、さまざまな病気の治癒をもたらしたという言い伝えに基づくもの。聖母マリアを見上げてひざまずいているのが、少女ベルナデッタです。

泉の水によって心身の病を癒されるという奇跡から信心が広まり、多くの教会や修道院にはこのようなルルドが造られているとのこと。

 

 

 

 

写真で見た修道院全体の様子

 

 

同じバスに乗っていた数名の方々は本物(?)のクリスチャンの方らしく、聖書が云々とかそういうお話が聞こえてきました。クリスチャンの方々にとっては聖地巡礼的な意味もあるのかもしれません。

 

 

天使園という資料館と売店を兼ねたところでは修道女の制服の展示や一日の様子が展示されてました。

 

売店では修道女が作った手芸品とかお菓子が販売されてます。

 

 

一番有名で人気のマダレナ(マドレーヌ)。フランスから伝えられた伝統のレシピのもと、添加物を一切使用せずに作られた素朴な味わいのケーキ

 

 

ワッフル

 

 

クッキー

 

 

マダレナはパサパサしてて正直あまり美味しいとは思えなかったのですが、これが質素な生活を重んじてる中での贅沢品なのかなって感じながら食べました。

 

 

レシートには「しあわせをおいのりいたします」の優しいお言葉が添えられてました。

 

 

ちなみに函館土産で有名なトラピストバターやトラピストクッキーを作っているのはトラピスト修道院といって同じ宗派ですがこちらは男性修道院。

 

函館ではなく隣接した北斗市にあります。