半年近く休眠というか、放置状態でしたね。
最後の記事でも記したように、当時は休日出勤と残業続きでとてもこっちをやっている余裕が無かったし、終わった後も復帰できるほどには余裕が無かったんです。
じゃあ今はと言われると、中々に難しいところですがね。
まぁ、前置きはこれ位にして、今回はPHP文庫からの一冊です。
文庫サイズで300ページ弱、随所にイラストを入れた本でありながら、中々どうして、しっかりと零戦について書き込まれています。
特に見所なのが第3章『零戦の性能と開発秘話!』で、零戦の特徴についてよく記されています。
沈頭鋲や超々ジュラルミン、翼端ねじり下げなど、米軍が一体一の空戦を避けるよう命令を出すほどの圧倒的な戦闘力が何処から来ているのかという点だけでなく、欠点や名称の意味、更には96式艦上戦闘機や失敗作に終わった7試艦上戦闘機など零戦の系譜、零戦に至る歴史などにも触れています。
何より全体が平易に書かれた文章なので、中高生などでも簡単に読めて理解できる本なので、知りたいけど軍事専門誌や高くて難しい文章だらけの特集本を読むのはって人にぴったりな一冊です。
また、最後の5章では『零戦なるほど雑学』と題して、零戦の正しい読み方はどうなのかに始まり、パイロットの生活環境がどうだったとかこんな苦労話があるといった小咄的なものが幾つも載っているので、普段専門書などでスペック等について知ることを主とするような人にも気分転換にもいいと思います。
お手頃価格でお手頃な知識を得られる、まさに文庫らしい文庫なんて感じの一冊です。
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