二律背反劇場 -5ページ目

二律背反劇場

そっちの水は甘いか?

猛烈に言葉を残したい衝動に駆られている。
衝動というより、〝残さねば〟という強迫観念に近い。

もともと記憶力は悪いが、
最近はそれに拍車を掛けて、
不安になるほど言葉を思い出せない。

人や物の名前は、ビックリするぐらい出てこない。

それだけではなく怖いのが、呂律が回らなくなること。
たとえば「おはようございます」が上手く言えずに噛んでしまう。
「スイカ」と言いたいのに「イスカ」と言ってしまうようなこともしょっちゅう。
(実際に〝スイカ〟が言えなかったわけではないが、何が言えなかったのかも思い出せないので、例えとしてスイカにした)

でも、それが続くわけじゃない。
調子が良い時もあれば、悪い時もある。

何か重大な脳の病気なのかと心配になったりもするが、
全く平気な時もあるし、
緊張とかそういった精神的なところから来ることもあるのかなとか、
もともと滑舌悪かったしなあとも思う。

気づけばいい歳だしな。

そんなこんなで、
人間いつ何があるか分からないし、
忘れたくない昨日があるかもしれないので、
できるだけ毎日何かしら記録したいなと思った。

そう思って、真っ先に昔毎日日記を綴っていた魔法のiらんどのHPを久方ぶりに開いたら、
すでにいろいろな機能が閉鎖されていて、
日記を読むこともできなくなっていた。

悲しい。
過去の自分に触れたかった…。


私は私の文章を愛している、誰よりも。

夢の世界と現実の世界がわからなくなることがある。


この記憶は、現実のモノなのか、

夢の中で起こったことなのかも、

時として曖昧になる。


だからか、

自分の記憶はあまり信用していないし、

昔の話を共有した時に覚えていないことが多すぎる。

ビックリするぐらい記憶にない。


それでも、幼い頃の忘れられない記憶がある。

ほとんど悲しかったり、辛かったり、心がぎゅーっと締め付けられた記憶ばかり。



あと何年かしたら、今はまだ覚えているほんの少しの楽しかった記憶たちも忘れて行くのだろうか。

忘れたくない。


時には自分が信じていたことを否定されて、

時には味方だと思っていた人が敵に見えて。


そんな時を積み重ねて今を進んでいく。

それは至極当たり前のこと。


ここは誰も見ていないから、好きに書けていい。

こういう場の方が自分には向いている。


〝インスタ映え〟とか〝SNS映え〟とか、そういうくだらない言葉に吐き気がする。


〝切り取りたい今〟があるから写すのではないのか?

それを残したいからネットに上げるのではないのか?


自分には縁のない世界。

拒絶してしまう。