住人たちが一斉に歓声を上げた。


森を抜けた、もう“歪んだ闇”に怯える事は無いのだと。


初めて見る風景は幻想的で神秘的だった。

視界が遮られることなく、どこまでも開けた土地。
明るい草や、見たこともない花。


天上いっぱいの青空を仰ぎ、住人たちは走り出した。


気持ちいい。
我々は闇から解放されたのだ。



あるものは涙を流し、あるものは踊り出し、あるものは歌い出した。


皆、幸せな時間の中にいた。



ある一人を除いて……。



「アリスおねーちゃん。ありがとう!ほら、皆とてもとても嬉しそうだよ!アリスおねーちゃんのおかげだよ!」


ハクが血に染まったアリスの手を引いて、皆の所へ行こうと誘うがアリスは動かない。


「……アリスおねーちゃん?」


「…………。」


アリスの瞳には、この素晴らしい景色が映っているのだろうかと疑いたくなるほど、アリスの瞳は生気も光もなく、ただ虚ろに何もない空間を眺めていた。


「ハク、どうした?」


二人の様子に気付いて、長老が駆け寄ってきた。


「あ!おじーちゃん!アリスおねーちゃんが変なの。全然動かないの。」


「なんだと?」


「アリスおねーちゃん!“闇の森”も“歪んだ闇”も、もう大丈夫だよ!もう怖がる事は何にもないんだよ!」


“歪んだ闇”の名前を聴いた瞬間、
アリスが『コワレタ』。


「ああアあああああああアアあああああああァッ!!」


「!!?、アリスおねーちゃん!!どうした――「ああああアあああああああアアあああああああああアあああああああアあアあああああああアあアあああああああああアアあああああああァッ!!!!」


―――驚愕。


住人たちは手を止め、ソレを見た。

血に飢えた、闇を求める
『アカイケモノ』を。


アリスは頭を振り乱し、森へ向かって駆け出した。






《さぁ、一緒に踊りりましょう。
踊り続けましょう。
 
『闇のセカイで』。 》


















































こうしてアリスは闇の森で“歪んだ闇”たちと楽しく踊り続けましたとさ‥‥‥。
  
 
アリスは歌う。





―――グルルルルルルッ!!

“歪んだ闇”が、“歪んだ闇”達が何匹も何匹も何匹も何匹もアリスを取り囲んだ。


アリスは集落の人達の前を行き、美しく軽やかに舞っていた。


閃く剣、咲き乱れる紅い華。

アリスは笑っていた。“歪んだ闇”たちに微笑み、呼びかけた。


『さぁ、一緒に躍りましょう。』


旋律が、アリスの唇から紡がれていた。


それは“戦唄”。


それは“歓喜の歌”




《天には凍えた満天の星、地には生の輪郭を形作る一面の星、赤い獣は海上に躍り出た。》




スペードの剣士が、
戦の女神が作り出すは赤い道。


アリスは、剣を振るう度に、“歪んだ闇”を血で染め上げる度に、
アリスは、自分から何かが削られ、削り取られ、消えていくのを感じた。


ヒトとして大切な“何か”
生き物として大切な“何か”
生きる上で大切な“何か”が血に染め上げられ、黒く腐り、崩れ落ちていった。




《舞い踊り、華を咲かせましょう。炎が照らし出す武器と力が全てなら、私は赤き獣となりましょう。嗚呼、神よ。いつか貴方にも私の舞を見せてあげる。》




アリスは歌い続けた。

舞って舞って歌って笑って……。






























 

 
 
《嗚呼、神よ。
いつか貴方もコロシテアゲル。》

































アリスは森の中に真っ赤な道を敷いて行き、



「出口だ!!」

「森の終わりだ!!」




旋律がぷつりと途切れた。
   
 
「此処を離れましょう。」


集落の若者がそう言った。


「此処にいては“歪んだ闇”に飲み込まれて、我々も“闇”になりかねません。
此処を離れて、
新しい土地に行きましょう。」


住人たちは呆然となってその若者を見つめていた。

『何を言っているんだ?』

皆がそう思っていた。


集落の年配の者が若者に向かって言った。


「離れてすぐに“歪んだ闇”に見つかったらどうする!!結界の囲いを通り抜けれる程あいつらは強くなっている!!
我々では太刀打ち出来ない!あっという間に全滅してしまう!!」


その言葉に若者は少し戸惑ったが、長老の隣にいるアリスを見るなり、希望を込めて言い返した。


「アリスさんがいる!スペードの剣士様が!!」


アリスは胸元を押さえた。
アリスの左胸には赤のスペード模様が入っているのをつい先日、ハクが見つけたのだ。


「スペードは戦の女神の記し、物語にもそうあるじゃないか!!」


確かにあった。
戦場の女神、スペードの物語。

唯一、“歪んだ闇”を滅せられる存在が戦の女神、スペードだった。


その物語通り、私は強く勇ましかった。


今も“歪んだ闇”の名を聴くだけで体が狂いそうだ。

私はスペードの血を意志を魂を受け継いでいるのだ。選ばれた存在だ。


住人たちは若者を見、アリスを見た。


不安が吹き飛んだかのように皆の目に希望が浮かぶのが見えた。


「アリス様!!戦の女神様!!
どうか我々に救いの手を!!!」


心が高揚していく。
気持ちいい……。

アイツをたくさんたくさんたくさんたくさんコロシタイ。


「分かった。皆は私が守る。」


アリスは、狂気の笑みを浮かべていた。
  

とうとう学年閉鎖になっちゃいましたヾ(@°▽°@)ノ


いや別にうちのクラスから大量にインフルが出た訳じゃないよ、前書いたクラスとまたその隣のクラスが学級閉鎖になっちゃったもんだから(※うちの学年は園芸科合わせて3クラス)、一人しか休んでいない比較的元気なオレらのクラスも急遽閉鎖されたのである。


ま、たったの三日間だけだけどね。三連休後にすぐさま休み来て、学校出てこれたとか思ったらすぐまた休みでしょ?


やっほい!!だよо(ж>▽<)y ☆



でも、正直閉鎖中考えたら暇なんだよ。


オレの妹も学級閉鎖らしくてPC占領されてるし。

ゲームは長くやったら画面酔いするし・・・。


うーん、こう考えたら学校に行くほうが良かったかな?



あ・・・、課題があるんだった・・・・・・。



素晴らしくめんどい☆