司郎に、帰参の話が…。医師への想いとの間で揺れる若き弟子。秋 山香乃さんの「波紋 漢方医・有安」を読む。 「有安」シリーズの二作目。 侍であった時に殺害した夫婦の娘を手元に 引き取り育てている有安。 そして、母と死に別れた女児を引き取った、若き弟子の 司郎。 今作では、思いがけず、国元に戻ることができると 伝えられた司郎の、悩み、苦しむ姿が描かれる。 ただ、有安の過去が明らかになるのは、まだ、先か。 この二人の「父親」の行く末、案じられながらも、 興味深い。 波紋 漢方医・有安 (角川文庫) Amazon(アマゾン)