子預かり屋こはる事件帖」を読む。
腕利きの大工だった夫、幸次郎を亡くしてから、
娘を育てながら、母のおていと二人で、煮売りやを切り盛りするこはる。
赤ん坊や子どもをあやすのが得意なことから、
煮売りや稼業の合間に、子預かり屋を開業することに。
夫婦喧嘩、子どもへの虐待など、
周囲で起こる厄介ごとに、首を突っ込んでいくうち、
捕物にも関わる。
さらっと読めるし、人情ものの時代小説らしく、
それなりに、じーんとさせられるところもあるのだが、
こはるを始めとし、
定町廻りの同心、岡っ引きなど、
登場人物のキャラに魅力がそれほど感じられず、
今一つ、物語にのめり込めなかった。
子預かり屋という、せっかくの面白い設定が生かしきれなかったような…。
と、えらそうに、言ってみる。