五十嵐佳子さんの「麻と鶴次郎 新川河岸ほろ酔いごよみ」を読む。

 

大女で酒の強い酒問屋の娘、麻と、上方出の手代で、
婿に入った鶴次郎のほっこりあたたかい物語。

夫婦に持ち込まれる様々な相談事。
それに、真摯に向き合い、奔走する二人の雰囲気が、
鶴次郎の上方なまりと相まって、終始、穏やかだ。

ヒリヒリ感のないところが、読み進めるうえでの
安心感につながる。

仲睦まじい夫婦の、協力して問題解決にあたる設定は、
いわゆるバディものとして読める感じだ。