藩邸差配役日日控」を読む。

 

「しんとして深い」。

この作品を表すなら…、こんな言葉で。

この作家さんの作品は、言葉にしない、できない想いを
静かに伝える、それが、はしばしに感じ取れる。


「何でも屋」差配役、里村五郎兵衛シリーズ、二作目。
六編が収められている。

武家としての命、生きようがあり、さらに、
人の心の光と闇。

光がさすところ闇が生まれ、人の心に光があたるなら、
必ず、闇もまた…。

最後の「星月夜」は、圧巻であった。