反骨日録」を読む。

 

前作、「南北相克」の余韻が残る、「北の御番所」
シリーズ十三巻。

言葉を荒げることなく、物言いは穏やか。
だが、中身は辛辣で、容赦なく本質を突き、
ごまかしを正していく。

それは、誰に対しても同じ。

彼の言動は、すべて正解で、問題はするすると
解き明かされていく。

だがこの男、何気に冷たい。

周りからあたたかい目で見られるようになったが、
心底好かれるほどじゃない。

だから、今回のようなことが起こる…。

ただ、少しの変化が見られる。

前の事件で知り合った女のところへ、
脚を運んでいるとは…。