「ほおずき、きゅっ みとや・お瑛仕入帖」を読む。

 

「みとや」シリーズの五作目。

前作で、急に旦那の成次郎が登場し、
おまけに子どもまででてきたものだから、
一冊、抜かしたかしらと、慌てた覚えがある。

成次郎の生い立ちなど素性が詳しく描かれず、何だか
怪しさしか感じられなかったが、今回、ようやく、
明かされて、やれやれだ。

「獅子身中の虫」にならずによかった。

だが、ほっとしたのもつかの間、お瑛が脚のケガから
病を発症し、大変なことに…。

それでも、これまで培った人々との絆、そして
長太郎の想いもあって、お瑛は救われる。

やっぱり、めでたし、めでたしで終わる物語は、
読後、清々しい思いをもらえる。