高田郁さんの「あきない世傳 金と銀 十一」を読む。

 

このシリーズ、実は、まともに読んでいるわけではない。

きっかけは、NHKで放映していた実写ドラマで、
まるまる一クール見た後、たまたま、手に入った、
七とか、八とか、九を読み、そして、今回たまたま
手に入った十一を読み…。

こんな変則的な見方、読み方をしていると、
途中途中、忘れてしまうものだが、このシリーズ、
妙に印象に残り…。

まあ、幾度、底に落とされても、這い上がろうとする、
さすが、大阪のド根性もの。

根性以外のなにものでもなく、主人公が踏みにじられれば、
それだけ、読者は沸き立つ、という、不思議なループに
突入する。

この十一は、ことのほか、面白かった。

浅草太物商の心意気、一年に一度、店を訪れる客の
正体、その縁で成功する大きな取引。

そして、相変わらず、太い絆でつながる五十鈴屋の面々。

どこをとっても、面白くないわけがない。

ここまで来たら、本腰いれて、一から集めなおし、
じっくり、読むぞ!