「閻魔の世直し 善人長屋」を読む。
「善人長屋」シリーズの二作目。
「善人長屋」の面々が、本物の善人、加助に
ドタバタと振り回された前作とは少々趣が違って、
今回は、少々血なまぐさい。
前作で一応決着を見た夜叉坊主との因縁が、またぶり返す。
悪人を成敗するという閻魔組なるものが現れ、
盗人や頭たちが、次々に惨殺されるという騒ぎが起こる。
さらに、月天のお頭にも刃が向けられた。
だが、閻魔組の正体を探るうちに、その裏に、ある陰謀が…。
お縫の淡い恋心や、裏稼業を持つことの葛藤など、
面白要素が詰まった長編だった。