金と銀 十二」を読む。

 

女だとか、男だとかいうもの。
商いというもの。
お客に対する心意気というもの。

このシリーズの中には、さまざまなものが
詰まっている。

周りからいろいろな支えを受けられるのは、やはり、
幸の人格というもので、それが、五十鈴屋を形作り、
仲間を結び、大きな船となって、大海へ漕ぎだす。

胸の底が熱くなったり、わくわくしたり、いろんな
感情を味わわせてもらった。

いよいよ、最終巻へ向かう船は、どこへ行きつくのだろうか。