ブログをご無沙汰している間に、季節はすっかり秋へと変わりましたが、台風続き、雨続きでなかなか気持ちのよい秋晴れになりませんね。世話人の鈴木です。

 

運動会や遠足など、何かと天気の気になる秋ですが、皆さんの心のお天気はいかがでしょうか?すっきりと晴れていますか?どんより曇っていますか?ひょっとして嵐が吹き荒れているかもしれませんね。

 

そんな心の天気を感じて絵で表現してみるというワークを、スクールカウンセラーでフォーカシング・コーディネーターでもいらっしゃる土江正司さんという方が考案されています。最近私も、フォーカシングのクラスや講座などに時々とりいれてみたりして、そのよさを感じているので、ブログでもご紹介したくなりました。

 

やり方は簡単、今の自分の心をお天気に例えるとどんな天気か感じてみて、それを絵に描けばよいのです。上手な絵を描く必要はありません。殴り描きでもなんでも、自分の気持ちのままに描いてみましょう。描き終わったら、絵にタイトルをつけたり、絵を描いて感じたことや思い浮かんだ言葉などを余白や裏などに書いてみると、さらに自分の気持ちを確かめるのに役立ちます。

 

自分の心がいまどんな状態か、言葉ではうまく表現できないことも多いものですが、お天気に例えるのは案外やりやすいものです。また、描きながら自分の感じていることにさらに気づくこともありますし、描いたことで自分の気持ちが癒されたり、変化したりして、たとえ大荒れの天気の絵でも、描くことで少しホッとできたり、落ち着いた気持ちになったりします。

 

これはちょうど、フォーカシングでからだの感じを感じて、それを言葉にすると、その感じが変化したり、ぴったりの言葉が見つかるとからだがホッとして、生の方向に向かうのと同じようなことが、心の天気を描くことで起きているのだと思います。

 

以前私も、自分の心の天気を描いてみたときに、どんよりとした一面の曇り空を描いていたのですが、描きながらふと、「雲に覆われてはいるけれど、太陽もあるんじゃないか」という思いが湧いて、雲の中にぼやけて形もはっきりしないオレンジ色の太陽を描きこんでみました。そうしたら、その淡いオレンジ色の光がなんとも言えないぐらい暖かく感じて、その暖かさに救われる思いがしたことがありました。

 

そのときのものではありませんが、私のと~~~っても下手な絵もご披露します。

これは、昨年のアジア・フォーカシング国際会議のワークショップで描いたもので、「gentle rain(優しい雨)」というタイトルを付けました。

これを描いたのは3日間の会議の最終日の朝で、たくさんのフォーカシングの研究発表やワークショップに参加し、さらにフォーカシング・コミュニティの人たちと交流し、それらが優しく降る雨のように自分を包み、満たしてくれて、同時に少し離れたところには光が差すのも見える‥そんな、静かに満たされた気持ちで描いた絵です。

「雨=嫌なもの」とはならないのも、フォーカシングに通じますね。

 

 

自分の心をゆっくり感じて表現することは、自分を大切にし、自らを癒す力をもっているのだと思います。

 

*参考文献 「こころの天気を感じてごらん」 土江正司  星雲社

 

次回のフォーカシングを楽しむ会は10月20日(土)13:15~ 日比谷図書文化館セミナールームです。

(医療機関や相談機関に通われている方は、担当の医師やカウンセラーにご相談のうえご参加ください。)

 

お申込みはこちらから→ https://goo.gl/forms/P6uKhvf0UQUGooXb2 

 

フォーカシングを楽しむ会~東京~

お問い合わせ: focusingfocusing@gmail.com

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