日曜日にお嬢の最終インハイ予選がありました。

彼女が6年間続けてきたテニスの部活引退を控えた最後の大会でした。

ところが、試合4日前に利き手を怪我し、病院で練習は自殺行為と言い渡されました。ガーン

靭帯が腫れてラケットを握ることも叶わず、出来ることはペアの子の練習を見学しながら手を冷やすのみ。

怪我をした当日は「最悪だ」と悔しがって、2日目は練習出来ない不安と焦りがつのっている様子でしたが、気持ちを切り替えたのか、3日目には明日の試合出場は大丈夫と自ら信じきっていました。


試合当日、私もビデオを抱え会場へ。

学校でたった一組勝ち残ったペアのために会場には卒業生や同級生、下級生達、彼女を支えてくれた先生、コーチの方々、部活外でボランティア指導してくださった社会人テニス会の方々など、彼女がテニスを通じて知り合った、たくさんの方が遠方にもかかわらず、応援に来てくださいました。

本当にありがとうございましたラブラブ


試合は3回勝ち抜けばインハイ出場でした。

結果は1勝して2試合目にヤマ場である強豪と当たり、両者拮抗したものの、惜しくも敗退。

しかし、追い込まれた場面でも、守りに入るのではなく、思い切りよく攻めていく姿勢が見られました。


そして、試合が終わり、試合終了後のコート中央での挨拶。

「ありがとうございました。」と上げた彼女達の顔には悔いのない笑顔が。

この瞬間、「随分、精神的に強くなったなぁ。」と思ったのでした。


このお嬢のペアは両者とも負けず嫌いでペアを組んだ当初、試合中にコートで喧嘩を始め、周囲に呆れられて注意されるほどでした。

しかし、今ではお互いを支え合い、相手のミスフォローを自分が肩代わりしなければと、精神面でも支え合っている様子が試合中にも感じられるチームワークの良いペアに成長していました。


そして、昨年までのお嬢の試合では、メンタル面で追い込まれ、思うようなプレーが出来ない自分に、よく悔し涙を流していたのに、今ではその面影はありません。

彼女の部屋には5年前に「強気」と自分で大きく書いて貼られた紙があります。

ようやく5年かかってその目標を達成したようです。


彼女の6年間の山あり谷ありのこのテニス漬けの軌跡は、私にまるで一本のスポーツ青春映画を見終わったような爽やかな気持ちにさせてくれるものでした。


良い映画を観るともう一つの人生を歩いたようなお得な気分になることってありませんか。

私はこの日、このキラキラした時間を一緒に楽しませてくれてありがとう。っていう気持ちで一杯でした。


そして、きっとこの6年間に得たことが、彼女達の次なるステージへの核となる予感がした日でもありました。テニス


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