風水師は鑑定の際に神棚や本尊の位置について質問を受けます。
よく私がお客さまの鑑定で神棚や仏壇を設置するときには、宗教的観点の基本方位を大切にしております。
しかし、風水的に良くないと判断した場合や特別なケースでは風水的観点中心で設置する場合があります。
風水師は家で重要な存在である神棚、仏教本尊の話は避けて通れないので、風水的知識のみでなく、宗教思想の知識もある程度は必要な場面に遭遇します。
神棚は北坐にして南を向けるか、西坐で東に向けるのが一般的ですが、中には神様や神社の種類によって東坐西向きの場合もあります。
しかし、私はこのような設置で神棚の向きが思わしくない場合は、玄空飛星法を使用して位置調整をしたり、目的によっては内陽坐穴法を併用してきました。
そして、話は変わって仏教本尊の場合ですが、もしかしたらお寺などは、風水観点により本尊の向きが設置されているのではと思われていらっしゃる方もいるかもしれませんが、ほとんどが本尊の向きは、よりはっきりとした宗教思想によって設置されています。
念仏を唱えると全ての方を救うと言われている阿弥陀如来は西の極楽浄土に存在されていらっしゃると考えられています。
修行により悟りを開くことができる道を示す釈迦如来は南の釈迦浄土に、
病平癒のシンボルであります薬師如来は東の薬師浄土にいらっしゃると言われています。
残された北の浄土は弥勒浄土と言われ将来如来になられることが決まっている弥勒菩薩がいらしゃいます。
最後に大日如来は蓮華蔵世界の宇宙思想を示しており、蓮華の中に海があり、またその海に蓮華が浮いており、またその海に蓮華がと、宇宙の中心へと向かっていきます。
そして、大日如来が存在されていらっしゃるのが、この蓮華蔵世界(密厳浄土)であります。
明日は仏教本尊別の具体的な向きについてお話します。
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