センチュウ駆除対策、マリーゴールドの苗作りです。 | のうえん!

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センチュウ駆除対策にマリーゴールドの苗作りを始めました。



2024.03.29撮影
今日(29日)は、昨夜からの雨が降り続いて、時より激しい雨になりましたが、それもお昼過ぎには青空が広がり、気温も急上昇しました。
天気が激しく変化する一日でしたが、今年の計画の一つであるセンチュウ対策の準備を始めようと思います。
昨年は、大区画の中央付近を中心にセンチュウ被害が広がりました。
そこで、今年はセンチュウ駆除を中心に野菜作りを考えることにしました。その一番の対策が、センチュウ駆除用のマリーゴールドを栽培することです。


(左.種の概要、右.栽培計画)

今回使用するマリーゴールドは、表題写真のタキイ種苗のフレンチマリーゴールド「グランドコントロール」です。

写真左:4、5年前にセンチュウ対策で栽培実績があり、今回も購入することにしました。

草丈が120㌢と大きくなるので、野菜とはある程度の間隔を確保して栽培するつもりです。また、説明書にあるようにマリーゴールドは、枯れる前に緑肥としてスキ込む予定です。

写真右:今年の栽培計画は、菜園の大中小の区画のうち、特に被害の大きかった大区画を中心にマリーゴールドを栽培します。2つの畝ごとに通路で栽培区画が区切られています。この2つあるうちの北側の畝にマリーゴールドを栽培する予定です。
また、南側の畝は、春夏野菜の栽培が終了後に栽培する予定です。
更に、中区画でも畝が空き次第マリーゴールドを栽培することにしています。
効果的な栽培期間は100日と説明にあるので、栽培目安は3ヶ月以上を目処に栽培する予定です。


(上.種蒔き用トレイ、左下.種蒔き準備、右下.種蒔き)
今年のマリーゴールドの苗作りは、今回を含めて7月までに3度を予定しています。

写真上:購入したマリーゴールドの種を種蒔き用トレイに蒔いて、苗を作ってから菜園に植え付けることにしました。

種蒔きトレイは8✕10を用意しました。

写真左下:野菜の苗作りと同様、用意した種蒔き用トレイに、培養土を入れて軽く押さえて蒔き床を作りました。

蒔き床に楊枝で、深さ1㌢ほどの蒔き穴を作りました。

写真右下:初回の植え付けは、大区画の3つ畝になります。種袋の説明書に従って、株間30㌢で1畝に24株を栽培します。今回は24株×3畝で72株を苗作りする予定です。

蒔き穴に種を1粒ずつ入れて、穴を埋めれば種蒔きは完了ですが、種が長細いので穴が無くても挿し込んでも大丈夫かもしれません。



(左.浸水、右.保管)

写真左:水を満たした受け皿に、種蒔きが終わったトレイを沈めて浸水させます。

写真右:十分に水が湿ったら簡易温室の中に保管します。

これからは、水を切らさないように管理して発芽を待ちます。