里芋の作付けです。 | のうえん!

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里芋(京芋、セレベス)を作付ました。



2023.04.02撮影

昨年は4月17日に作付た里芋ですが、今年は暖かい日が続いて種芋の芽が伸びていることもあり、半月早く作付することにしました。
作付予定地は、前日に撤去して片付けたふくたち用白菜の後にしました。選定理由は、昨年と同じく夏場の乾燥を考えて、雨避けで半日陰になるトマトの後ろにしました。


(作付け用の溝掘り)
里芋は葉が大きく茂るので、畝幅は100〜120㌢くらいの広さが欲しいところですが、畝の手前に60㌢のメイン通路があり、これを考えて通常の畝幅90㌢で作りました。溝は前後から掘ることにしたため畝幅の中央に作り、深さ20㌢ほど掘りました。


(左上.種芋、右上.植え付け、左下.セレベス、右下.京芋)
写真左上:用意した種芋のうち、京芋が植え付け予定より4倍の30本あまりと多く、植え方を考えることにしました。
写真右上:里芋の株間は45㌢で14株分あり、これを京芋とセレベスで半分ずつ作付けました。
写真左下:セレベスは、芽がない物や腐っている物があり、種芋の数が少ないために親芋を半分に切って種芋を増やしてみました。8株分を用意して植付けました。
写真右下:一方、京芋は種芋が多いので出来るだけ使うことにしました。植付け予定場所1ヶ所に15㌢開けて2本を6ヶ所に植えました。1本の親芋は小さくなりますが、種芋を大量に捨てるのはどうかなと思い、イレギュラーですが2本植えにしてみました。
幸いにも、残った京芋の種芋は、隣の農家さんに引き取って頂きました。


(左.元肥の投入、右.その拡大写真)
元肥として、種芋の左右にひと握りのトンぷん堆肥を、種芋と種芋の間に一掴みの化成肥料を入れました。今回は、元肥に昨年使った完熟鶏ふんを使いませんでした。
肥料はジャガイモと同じで、種芋に触れないように注意しました。


(左.覆土、右.藁)
写真左:種芋を置いたら、溝の前後から土を芋の上に寄せて、種芋の上に10㌢程度掛かるようにしました。畝は、種芋がある部分が少し凹むようにしました。そうすることで乾燥を和らげる効果を期待しました。
この先、収穫までに前後の土を2度ほど土寄せをする予定です。
写真右:昨年は、覆土の前に枯れ葉を入れましたが、今年は入れ忘れてしまいました。その代わりに、多少は乾燥防止になるかなと、里芋の保存に使った藁を畝の上に置きました。
これから、収穫まで半年以上かかる長い栽培が始まりました。