ごぼうの種蒔きです。 | のうえん!

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ごぼう「てがるごぼう」の種を蒔きました。



2022.03.28撮影
昨年も3月27日に播種したごぼうです。
この時は、大区画の同じ畝にニンジン、水菜、春菊と一緒に育てました。今年は、既に3月11日に大区画の畝でニンジン、水菜、パクチー、春菊、ラディッシュの組み合わせで蒔きました。そのため、ごぼうは別の場所を探さないとなりません。ごぼう栽培は、少量なため単独畝で栽培するには、必然的に小区画となります。



(左.ごぼうの種袋、右.小区画の栽培予定地)
写真左:昨年も蒔いた「てがるごぼう」です。
種袋の特性欄には、超極早生早太り短型牛蒡とあります。根長は35~45㌢と短いと説明されています。実際のところ収穫時期により根長は、50㌢を超えるのでタイミングを外さないようにしたいものです。
写真右:栽培場所の選定は、春野菜シーズンでもあり、悩んだ結果、多少強引ですが小区画の90㌢の畝を通路とごぼう予定地で45㌢ずつ半分半分利用することにしました。栽培場所は、写真の黄色い水糸の範囲です。



(左.消石灰散布、右.元肥散布)
写真左:先ずは、酸性に弱いごぼうです。土壌に消石灰を撒いて、ごぼう栽培のため一旦スコップで1杯分の深さまで掘り起こしました。冬の間にスコップで寒ざらしの作業をしてあったので、今回はそれほどの力も要らずに耕すことが出来ました。
写真右:その後、種蒔きをする場所から離して、元肥の鶏ふん堆肥と化成肥料を上下で挟むように撒きました。鶏ふん堆肥は、強い肥料なので発芽後ゆっくり効くように離しました。


(上.高畝成形と蒔き穴作成、左右下.種蒔き)
写真上:ごぼう栽培のため、周りから土を寄せて出来るだけ高畝に成形しました。今回は畝幅45㌢で畝高20㌢です。

成形が済んだら、ペットボトルの底を使って株間15㌢、1㌢ほど凹ませて蒔き穴を作ります。

写真左右下:蒔き穴は全部で16ヶ所です。そこに種を5粒蒔きました。



(左.覆土、右.保温と乾燥防止対策)

写真左:種蒔きが終わって、軽く土を被せれば完了です。

写真右:暫くは、保温と乾燥防止に遮光シートを被せておきます。発芽までに10日から2週間、収穫までには100日ほどかかります。

最近、わが家でのごぼうの使用頻度が高いので喜ばれる反面、収穫は大変です。

狭いエリアに蒔くことになり、昨年の3条蒔きから1条となり当然本数も1/3ほどに減りました。