『エガちゃんねる革命』藤野義明著

宝島社

 

どうもお久しぶりでございます。

約1か月ぶりにブログを書きます。

丁度、コロナ禍再びということで、今回は身近な人にも陽性反応が出たりして、基本的には家と職場の往復、週一回の買い物以外は家にこもっていました。

 

ドラマやアニメなど映画以外のものを熱心に観ていて、映画は映画館で見るのは残念ながらあきらめました。

観たい映画はたくさんあったのですが、映画館だけでなくショッピングモールなど人のいるところに行きたくないので、DVD化されたら順次観ていこうとリストは作っています。

 

で、久しぶりに読んだ本がこちら!

 

 

いやあ、私が観るYoutubeチャンネルって江頭2:50さんだけなんですよね。

ただし、どういうきっかけか忘れてしまいましたが、第一回目からすぐ登録して見ています。

もうほとんどの回は見ているから、どんな話にもついていけるという。

その分、他のチャンネルとの比較はできません。

 

著者の藤野さんという方はチャンネルのディレクターです。

もともとはテレビのディレクターで、江頭2:50さんのエガちゃんねるの実質の仕掛け人。

ブリーフ団というアシスタントさんたちがいるのですが、時々ブリーフ団Dとして覆面をつけて登場します。

 

エガちゃんねるの一番の特徴って、動画更新が日曜日の午前2時50分(月曜の朝ですね)と木曜日の午前2時50分(金曜日の朝)にこだわっているところです。

最近は企業案件(宣伝)動画もあるのですが、更新時間は妥協しない、それは日本で一番、自殺の多い時間だからだそうです。

 

たまにエガちゃんは「死にたくなったら、「エガちゃんねる」を見ろ!バカバカしくて死ぬのいやになるから!」と叫びますが、本当にバカバカしいことやっていて、それも真剣にやっていて結局いつも最後は感動するという。

 

藤野さんはバラエティ番組でびっちり鍛えられてきたディレクターですのでテレビとの比較が多くなりますが、いつも感心するのは編集の上手さ。

編集には3日間かけるそうで、本当に編集が上手い。本を読んでまさか3日間もかけているとは思いませんでした。

それとオープニングが大好きなのですが、他のYoutubeチャンネルにはない20秒という長さでこの編集とセンスが私は大好きです。

デザイナーさんにお願いした、ということでもうプロの作ったものなので、簡単そうに見えてもどんなに大変か、そこら辺の実感がめんめんと描かれています。

 

動画を更新した時はコメントなどで反応がどうか心配で朝まで起きているとのことで、ディレクターという仕事は臆病な方がいいのではないか、と書かれています。臆病だから入念に準備します。しかしお笑いというのは準備、段取りだけで笑いがとれるものではなく、時にはハプニングが裏返って成功につながることもあるし、その逆もある。

 

私もフォト・セットというか無料編集ソフトで写真をつなげて、効果をつけて、音楽をつけるというのを遊びでやっているのですが、結構、大変なんです。最初は全くできなくて、今、2年くらいたってどうにかできるようになりました。

 

藤野さん曰く、発想力やアイディアよりも、地道な努力と根性が(古いかもしれないけれど)大事なのではないか、と書かれていますが、本当に努力と根性ないと素人の趣味レベルとはいえ、編集作業は大変です。その分、うまくできたときはうれしいのですけれど。

 

江頭2:50というとテレビでのイメージはとにかく乱暴に暴れる怖い人、嫌われる人、特に女性から逃げられる人という芸で、藤野さんはそういう「芸人」としての江頭さんと普段、礼儀正しくてストイックに身体を鍛えて、地味な暮らしを堅実にしている素の江頭さん、両方見せていきたいというのが最初からあったそうです。

 

「乱暴な面白さ」と「ただの失礼」の差というところ、ギリギリなのが江頭さんの芸なので、企画によっては内容的に不適切と広告がつかなかったり、試行錯誤、失敗を繰り返しながら2年かけて大きくしたチャンネル奮闘記。

この本、ビジネス本なんでしょうけれど、誰でも読めるとはいえ「エガちゃんねる」見ていることが前提にあります。

そうでないとわからない部分たくさんあります。

 

それでもプロ意識の高さには驚きます。

簡単にYoutubeチャンネルできる、なんて思わないように。

 

1年前のエガちゃんねるをリンクします。これは犬と江頭という動画で、犬が苦手な江頭さんが藤野さんの飼い犬、パズーで犬に慣れようという企画。短いし、パズーがキュート。これなら女性も大丈夫です。本当にオープニング恰好いいから、ぜひ見てね!