今朝の「とくダネ!」の放送。
脱!ゆとり教育というテーマでした。
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必ずやってくる秋の一大イベント。
運動会!最近は、その運動会に向けてある場所に人が集まっているという…。
それは公園や競技場で開催されている「かけっこ教室」!手の振り方から、スタートの仕方、応用編にリレーのコーナーリングまで…
体育大学のOBなどが先生となって10名程度の小学生を教えている。
参加している生徒のほとんどは、習い事のように継続的なものではなく、運動会の数週間前から数回通うといった“駆け込み寺状態”。
なぜ、“かけっこ”なんて習っているのか?
今年は、新学習指導要領=脱ゆとりが完了した年。
学校でも、今年から体育の授業が昨年度に比べて1割増したという。
一時、言われていた“非競争”。
ゆとりが生んだ平等教育は、今少しずつ見直され始めているのかもしれない。
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上記の内容でしたが、
特集にでていた小学生のTくん…
【Tくん】
•走ることがあまり得意ではない
•競争心がない
•お母さんにいわれて、いやいや「かけっこ塾」へ
【Tくんのお母さん】
•毎年、息子がリレーの競争で1位の子からバトンをもらうと必ず抜かれてしまい、3位~4位まで順位が下がるので、クラスの子ども達に申し訳がない。
だから、「かけっこ塾」へ入れました…
※運動会シーズンの現在、体育の家庭教師による「かけっこ塾」は大人気だそうです。
僕はT君が、運動会の「かけっこ」を通して、成長していった姿に感銘を受けました。
運動会に向けて、Tくんは「かけっこ」の練習をします…
最初はいやいやだったTくん、次第に「競争心」が芽生えてきます。
僕がTくんをみて、すごいなと感心したこと。
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①目標の設定をしたこと
→ ライバルは、友達の○○君。(毎年1位をとっている)
「絶対に負けたくない」と宣言したこと。
②勝つために計画をたてたこと
→ 「いまのままじゃいけない…」
全く練習をしなかったTくんが、家でも自主的に「個人練習」をするようになったこと。
自宅の中、自宅前のスペースでも、ひたすら個人練習をした。
③勝つためのイメージをしたこと
→ 運動会前日、明日使用する「運動靴」に願いを込めて、一生懸命に磨いたこと。
「運動靴さん、明日は絶対に早く走れますように…」
④全力で戦ったこと
→ 運動会当日、○メートル走でライバルの〇〇君と同じ組。
スタートの音楽にあわせ走り出したT君。
結果は、6着で最下位…
それでも最後まで全力で走りきったこと。
⑥初めての「悔しい気持ち」
→ 負けた後、無言でTVの取材をうける。大好きなお父さんとお母さんとも話さない。
今にも泣き出しそう…
そんな彼が、長い沈黙の後に、一言 「次は玉入れだから、絶対に勝つ方法を考えるんだ」
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結果は以前と変わらず、負けでした。
でもTくんは、一番成長したと思います。
それは、なぜでしょうか?
T君は、「勝利するために人一倍考え、人一倍練習し、全力で戦いました。」
ここに、彼の成長があったんだと思います。
真剣に取り組んだからこそ、悔しい。
この気持ちが大事なんだよな!!
この気持ちがあるから、次につながる!!
本当に大事な部分だと思います!!
ゆとり教育で、競争する子ども達が極度に減りました。
運動会でも順位をつけず、全員一緒にゴールする…
こんな教育で、彼らが社会にでたら??
競争社会の波に飲まれ、職を失い、気力を失い…
さらに、これからの日本はもっと厳しい時代に突入します。
人口の減少、少子高齢化、グローバル化、日本財政難
高度成長期で何にもしなくても定年まで給料がもらえて、安定した生活ができた時代とは全く違います。
日本財政の累積赤字が879兆円(現在)
日本国政府の借金対GDP比:181%(2010年度末 実績見込)
(参考:日本の借金時計)
日本の税収なんて、37兆円(2009年)
次年度予算が、92兆円(2010年)
しかも、現在は3月に起きた東日本大震災の復興に向けた臨時予算を調達。
子どもがみても、日本の現状が厳しいことくらい一目で分かります。
未曾有の不況のなかで、これからの僕たち若い世代は、世界を相手に戦っていかなければなりません。
その中で必要となる「競争力」
これは、子どもの頃から養う必要があると思います。
だから僕は、子どもの頃からの順位付けや勝負ごとなどは非常に重要な要素だと考えています。
ゲームみたいにリセットできんよ。
ゲームみたいにタイムボタンないよ。
これから突入する世界恐慌の中で、日本が破綻した後で、何もせず、指をくわえて状況をみつめるだけは避けたい。
そして、状況が変化する中で、僕の事業そのものが消滅してしまう可能性だってある。
だからこそ、サッカーの技術だけじゃない教育をしていきたい。
僕なんかのレベルじゃ、到底日本を動かすことは難しいけど。
同じ価値観をもった、志の高い人間同士で、日本をどうにかしていきたい。
そんなことを思いながら…