ネムリノソコ -41ページ目

ネムリノソコ

おたいらに

もしカネが『いっぱい』あったら、自分の劇場を建てるだろう。
宣伝をバンバンするだろう。
舞台美術もすごいのつくるだろう。

カネは間違いなく力だ。
買収なんて話に限定することはない。

カネを集めること、そのこと自体に、なんの問題もない。
集めたカネでなにするか、だ。

自分の主張を広めるために秘書を育成し、そのための寮を整備するなんて、とてめ真っ当だ。
ボクもカネがあったら劇団員の寮くらいつくりたい。

集めたカネでバー通い、というより、はるかに真っ当だと思う。
バー通いしてはった方のは、親のカネなんで好きにしたらいいと思うけど。

『政治とカネ』の話の報道を見て思うこと。

しかし、まずは『カネを集める才能』が要るね。
いや、『カネの集まる』実力をつけるべきか。

遠い。

あまりに遠い。

カネを集められる人がうらやましい。

そうか。それで叩くのか。
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●コレクトコレクションvol.11『仮。』参加、殿村ゆたか劇場『これより先はない』終わりました。
たくさんのご来場ありがとうございましたm(_ _)m
また感想なんかお聞かせください☆

●ツイッター始めてます。
アカウントはfmz20です。

●コレクトコレクションにはニュートラルさんも参加してられて変な感じ。
ニュートラル主宰の大沢秋生さんは大学の大先輩で、ずいぶんと前に演出助手を務めさせていただいたこともある、いわば師匠筋。
久しぶりにゆっくりお話出来て、出発点のひとつの再確認と、これまでの過ごし方について考える機会になった。
長く続けると、ぐるっと回っていろいろあるもんだ。
駆け出しの頃の気持ちのボクの心は『まさかニュートラルと作品を並べてもらえる日が来るとは!』と叫んでいる。

●『カーニバル』の稽古が佳境。
かなり、いい。
これはたくさんの方に観てもらいたい。

●『これより先はない』は、またやりたい。俳優さんの気持ち次第ですが。
ただ、興行上の問題として、もう少し、可搬性を高めたい。作品上の問題ではない。

●ゴールデンウイークに芝居やります。そのうち公開。

●偶然、について考える。
偶然て、いいもんだ。という偶然が少し続いた。

●コレクトコレクションで、ある方から「ベテラン」と言われた。
まだまだ若手、百歩譲って中堅のつもりでしたが、ボク「ベテラン」ですか?

●そう言えば、いつの間にかニュートラル主宰の大沢秋生さんと出会った頃の大沢さんの年齢になっている。
大沢さん、あの頃こんなに若かったのか(自分、若いつもり)。
負けないように頑張ろ。
でもあの頃の大沢さんを思い出すと、ボクもベテランと言われて仕方ないのかもしれない。

●コレクトエリットの方たちのエネルギーに脱帽。
なにをなすにも、まずエネルギーは必須だ。

●楽市楽座さんは家族だけでの旅立ちを決意された模様。
これもすごいエネルギー。
いや、長山家のエネルギーにはずっと圧倒されっぱなし。萌も含めて。
旅の無事と成功を祈っております。

●ツイッター、遠くの方の「今」もオンタイムに感じられて面白い。
世界が狭くなったのか、自分が広がったのか、不思議な感覚。
けど今に普通になる。それも不思議。
自分が広がったのだと仮定するなら、薄まらないように頑張らねば。
実は自分がつぶやくことには、あまり意味はないのだろうと思う。

●今の子供は大変だ。覚えることが膨大で。
ボクが子供の頃は、せいぜい電話が必須だったくらいなものなのに。
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いよいよ本番です☆

ゼヒ観に来てください!


今回の『これより先はない』は昨年12月に上演したもので、実はこんなに間を開けずに再演(?)するのは初めてです。
大阪→東京公演とかやったことないんで。

今、稽古場で作品がぐぐっと深化していっているのを感じています。
具体的には、崩すことを恐れないというか…。

ボクは演劇の不確定性が好きです。不確定性に取り憑かれていると言ってもいいです。

ただ不確定性を追求するには、確定しているものの強度が必要です。
次元の低いところでは、セリフちゃんと覚えている、とかです。

正直に言って確定させるべきものを確定させたところで、時間切れで本番を迎えた作品も結構あります。
これは、ボクとしてはつまらない。
もちろんお客様目線で考えると、そんなに大きな差異はないのです。
だけど小さな差異が積み重なって大きな差異にはなります。

ただ確定させるべきものを確定させる作業を終えたあとにこそ無限の可能性があって、確定させるべきものを確定させることが仕事の本体だと勘違いしていると、なにも発展はない訳です。
だいたい確定させるべきものは、確定させないといけないんだから、さっさとやれよ、という気持ちもあります。

その点、まだ本番の感覚が体に残っている内の再演には、その強度が自ずから備わっているわけです。
そして作品としての強度は不確定性が高まるほどに上がるのです。
これは、楽しい。

作品としてより深まっていく『これより先はない』にゼヒ足をお運びください!

殿村ゆたかさんと重田恵さんが素敵です!
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年明けからこっち、食欲がない。
お腹はすくので、食欲がないという表現は正確でない。

食べたいものが思いうかばない。
特になんでも良いのだ。
今まで、あんまりこんなことはなかった。
「お腹すいた!」→「ラーメン!」
「お腹すいた!」→「からあげ弁当!」
てな感じに、すぐに食べたいものが思い浮かんだ。

初めは正月に美味しいものを食べ過ぎたせいかと思ってたが、もう1ヶ月だ。そうではないらしい。

実害はないのだけど、どうも食事が楽しくなくていけない。
完全に単なるエネルギー補給になっとる。

別に珍味とか激ウマとかじゃなくていいんですが、食べたいものを食べたい。
食べたいものがない(けど腹へる)という状態が、意外にツライ。
しかも、なかなか共感してもらえそうにもない。

特にオチはなくて、「困ったなぁ」ってくらいの話なんですけどね。



3作併走稽古はなかなか順調。

まずは「これより先はない」が来週本番を迎えます!
心温まるお話です☆ 珍しく。ぜひ足を運んでください!

一度本番をやってるためか(去年の12月)、俳優さんの演技の崩し方がとても気持ちいい。
味わい深い作品に生まれ変わりそうです☆


一人芝居「カーニバル」をやるのは5回目で俳優さんは3人目です。
今回のみずさんは、前お二方とは、ガラっと印象が違います。
なんでしょう、「ふてぶてしく」ないのです。

「カーニバル」は「ふてぶてしさ」が大きな要素ですが、欠けてることで、かえってクローズアップされて映えることもあるのだと、勉強の日々です。

わざと欠かすことで引き立てるというやり口について、もっと意識的になったら作品づくりがより生産的になるのでは? ということを考え始めました。
柔軟性とフリーハンドは大事よね。


「ダム部のアイちゃん」は俳優も私も初めての事柄が多くて、ひとつひとつ確認作業からです。
しかし、新しい事柄に取り組めるのは楽しい!!!!!!
実に楽しい!!!!!
夢広がるわぁ☆



そんな日々です。


写真はいつか食べた火鍋です☆
そういえば火鍋を長く食べてないなぁ。


◆2月6日(土)14:30/19:00/7日(日)14:00 殿村ゆたか劇場『これより先はない』戒田竜治演出・脚本 会場:シアターカフェNyan
◆2月20日(土)19:00/21日(日)13:00 みず一人芝居『カーニバル』戒田竜治演出・脚本 会場:未知座小劇場
◆3月20日(土)19:00/21日(日)11:00 河上由佳一人芝居『ダム部のアイちゃん』 戒田竜治演出/片岡百萬両(ミジンコターボ)脚本 未知座小劇場
◆8月13日(金)~15日(日) 満月動物園第壱拾七夜 戒田竜治演出・脚本 会場:in→dependent theatre 1st

公演間近です!

コレクト・コレクション『仮。』参加作品
殿村ゆたか劇場
『これより先はない』


演出・脚本:戒田竜治
出演:殿村ゆたか/重田恵(コレクトエリット)

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半身が不自由な女カノンを負ぶって、歩く男かめの。

2人はいつでも一緒に歩いていく。
男がアシで、女がアタマ。
アタマが指す道を、アシが歩く。


ネムリノソコ-これより先はない6 ネムリノソコ-これより先はない1

2人はいつも負ぶい負ぶわれどこにも歩いて行く。
そうして過ぎた10数年。


ある時女は「アシの歩きたいように歩け」と、男に命じる。

常に命じられた道を歩いてきたアシは、戸惑いながらもやがて自分の進みたい道をゆっくりと進み始め、アタマはその上で黙って揺られる。


ネムリノソコ-これより先はない2 ネムリノソコ-これより先はない3


日時:2月6日(土)14:30/19:00/7日(日)14:00
料金:1500円ワンドリンク付
会場:シアターカフェNyan

他、参加団体(同時上演)
 ☆ニュートラル
 ☆コレクトエリット

※ニュートラルの作品に満月動物園の河上由佳が出演します!


ご予約:fmz@rondo.plala.or.jp

 ※氏名・ご来場日時・人数・連絡先を教えてください☆


◆2月6日(土)14:30/19:00/7日(日)14:00 殿村ゆたか劇場『これより先はない』戒田竜治演出・脚本 会場:シアターカフェNyan
◆2月20日(土)19:00/21日(日)13:00 みず一人芝居『カーニバル』戒田竜治演出・脚本 会場:未知座小劇場
◆3月20日(土)19:00/21日(日)11:00 河上由佳一人芝居『ダム部のアイちゃん』 戒田竜治演出/片岡百萬両(ミジンコターボ)脚本 未知座小劇場
◆8月13日(金)~15日(日) 満月動物園第壱拾七夜 戒田竜治演出・脚本 会場:in→dependent theatre 1st