『赤猫ロック』ジャパンツアーを走りきりました。
たくさんの方と出会いました。
最後、全組の大トリ、"INDEPENDENT 2nd season selection / Japan Tour"の最後の舞台を『赤猫ロック』が沖縄でつとめさせていただきました。
過去5年60作品から選抜していただいただけでも名誉なことなのに、とてもありがたいことです。
ヤマサキエリカは見事に走りきったと思います。
各方面で書かれているかとは思いますが、沖縄公演では台風で船便が止まり大阪からの機材が全て届きませんでした。
事態が確定してからの関係者・参加者の覚悟と奔走には本当に頭が下がります。
飛行機で前ノリしたスタッフさんたちが機材がほぼゼロのところから、お客様にお届けできる形にまで立ち上げてくださいました。
谷屋くんの『はやぶさ』が開演した瞬間に、泣きそうになりました。
あんなにQの多い作品をゼロから立ち上げ直すのには、並々ならぬ行動力と覚悟と作品に対する愛がなければ出来ることではないと、開演しただけですでに熱いものがこみ上げてきました。
いや、正直に言うと泣いてました。今でも、泣けます。
本当に素晴らしいスタッフさんたちに支えられて、全国に作品を持って行けたことを誇りに思います。
『赤猫ロック』に涙してくださったお客様、大笑いしてくださったお客様、興味深く見ていただいたお客様、今ひとつピンとこなかったお客様、色々な方に出会わせていただきました。
足を運んでくださるお客様をもって完結する芸術に人生の大半を費やしております。
お客様あってのものです。足をお運びいただいて、本当にありがとうございました。
なにかしらのものをお持ち帰りいただいたと願ってやみません。
そして、そんな機会を与えてくださった俳優ヤマサキエリカと相内プロデューサーに感謝します。
この出会いを胸に、戒田と満月動物園は次に向かいます。