私の部屋に残ってた、アイツのものを整理してたら、
いつのまにか掃除に熱中してしまいました。
アルバムを開いたら、父に肩車されてる私の写真が出てきました。
『いい家族』
って感じ。昔、住んでた街のお祭りの日の写真。
戻れる過去っていうのはないんですよね。
いろんなことが、いつのまにか、昔のことになってて、
今のこと、今のこと、と思ってるうちに、
気が付いたら、昔のことになってる。
自分の太ももに、父の肩の感触が戻ってきましたが、
一瞬で見失いました。
もう、父に会えたとしても、肩車はしてもらえないだろうしな~。
あの頃よりは重たくなったし(当たり前ですが)。