映画など見るにしても患者さんにはいろいろ課題がある、ということを以前書きました。
患者であっても芸術の秋を満喫しない手はありません。
困難な点は何とか工夫して、どうすれば希望が叶うか考えてやってみたいです。
今回は映画、お芝居以外の例を考えてみました。
映画や美術館などの屋内が難しいなら屋外はどうだろう。
ビールの好きな人ならドイツフェスなどやっているかもしれない。線維筋痛症患者さんは好きならお酒を少したしなむのは構わないです。ほかにも何かおいしいおつまみでも。
野外フェスはどうだろう。好きなミュージシャンだったら行ってみるのもいいと思う。事実思い切ってイベントに行って、すごく楽しかったという患者さんがたくさんおられます。もちろんすごく疲れて体調悪くなることもありますが、予測できることには対応策を考えてあったというのです。
ただし、人ごみの真ん中で体調悪くなると困るので少し通路に近いところが良いかもしれません。車いす対応してくれる場合もありますのであらかじめリサーチしましょう。
人出の少ない穴場の景勝地などもよいですね。自然の中で過ごすこと自体がとても気持ち良いのですから。
私は公園というほどのものでもないのですが、木の下にベンチが一つあるだけのところにしばらく座って空を眺めるのが好きです。
患者さんはどうしても「何もできない、どこにも行けない」と自分の可能性を諦めることになりやすいのです。何とか工夫して、思いっきり楽しい日を過ごすのは人生にとってとても大事なことです。もちろん翌日は疲れて動けないことを計算に入れてくださいね。
秋色の小物を何か買ってみませんか。そしておいしいものを食べましょう。
(代表:橋本 裕子)
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