貧困 | きんつう相談室 〜線維筋痛症、慢性疼痛、疲労に悩む方へ〜

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イメージイラスト。パンの耳が盛られたお皿と、ジャムの瓶

 

 

ディズニーアニメーション「ジャックと豆の木」はよく知られている。私も小学生の頃見た。

ジャックの家は極度の貧困で家族4人。

最後の食事は豆が数粒と小さなパン。

父親が薄く切る。豆もパンも薄くて透き通って見える。そんな極貧家庭のテーブルにあった豆が 一粒落ちて芽を出すという話だった。

透き通ったパンと豆でサンドイッチを作り家族で食べるのだ。

 

黒柳徹子さんの経験談。子供の頃、小学校2年か3年頃戦争になった。大豆15粒で一日を過ごすようにと言われた。

15粒一度に食べてもおなかが膨れないが、それを一日掛けて一粒ずつかじるのだ。

 

芸人やす子氏は貧乏な家庭で育つ。給食しか食事がなく、夏休みなどは食べる物に困った。食パンの耳を50円で買って味をつけて妹に食べさせたりしていた。

 

学生時代私も50円でパンの耳を買うことがあった。1~2袋しか出ないものだから時間を見計らって行く。

しかし先客に買われてしまうこともよくあった。犬にあげるのだって。私は犬にも負けているのかと思うと悲しかった。

1袋買えれば一週間は食べられる。味はなし。

 

3歳の頃絵本で読んだケーキの話。主人公とバスに乗っていた友達はケーキを落としてしまう。箱の中できっと潰れているだろう。友達は「いらないわ」という。主人公は拾って持ち帰る。

家で箱を覗いてみるとやはり片方に寄って、クリームは潰れている。だけどケーキなんて食べられる機会はない。「壊れているだけだわ」とつぶやいて主人公は潰れているあたりを食べた。半分はあとで帰宅する妹に残してやる。

 

カルピスの濃さ。

知らない少女が話していた。「〇さんちのカルピス、薄くない?」友達「薄いよね、味がないよ。貧乏だから仕方ないよね。」

昭和の時代は薄めて作るカルピスだったから、こんなことで貧乏だとわかってしまう。

 

今でも貧困の話は沢山ある。生活が苦しいからと言っていじめや差別するのが信じられない。どんな偶然で運命は変わってしまうかもしれないし、困っている人は単に困っているのであって、人として何かが違うわけではない。

人の属性で判断するのではない。

そういう教育を小さいころにしっかりやっておかねばならないと思う。

 

(代表:橋本 裕子)

 

 

 

 

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