過去の失敗にとらわれすぎると… | きんつう相談室 〜線維筋痛症、慢性疼痛、疲労に悩む方へ〜

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イメージ写真。アジサイなどの白い花が画面を覆っている

 

 

 

過去の失敗とその前の過去の栄光。あの時うまくいっていてそれで失敗しなければ現在は違うのに、というのはわからなくはない。でも一度リセットしてゼロから今できることを考えて少しずつやっていく方が良いのではないかと思う。

 

失敗したことは誰にでもあるだろう。

あの時こうすればよかった、いつまでも後悔し続けることもあるだろう。

 

あの時こうしていれば病気にはならなかった。

病気にさえならなければ私にも、もっと違った素晴らしい人生があったはずだ。

今のこの状態とは違った未来があったはずだ。

そう思うことはよくわかる。ずっとずっと、その思いから抜け出せないこともよく分かる。

 

病気になる前は元気で、何でもできていたのに。

病気にさえならなければ違った人生になっていたはずなのに。

 

でも、ちょっと待って。

どのような人生を思い描いていたのだろうか。

予定通りにはいかないものだと私は思っている。

病気にならなくても、他のアクシデントで人生は変わってしまうかもしれない。

 

人生は一つ一つの出来事や決断の連続だと思うし、約束されていた未来はないと私は思う。

むしろ決まったレールの上を単に走っているのが大嫌いだった私は、アクシデントは大歓迎。思いがけない方向に人生が展開していく方が面白い。誰かに出会って人生が大きく変わるなんてすばらしいことだし。

 

「私の人生はこうなるはずだった」という台本はそもそもなかったのではないか。

 

もちろんずっと健康で安定して、特に変化のない人生の方が安心できるというのはわからないではない。

でも、アクシデントに遭遇したわけだし病気になってそれまでの人生とは変わったのだから、少し軌道修正してみるのもよいのではないだろうか。

 

「あの時あれさえなければ、私の人生はこうなるはずだった」といつまでも考えていても仕方ないと思う。

今から新しい人生を始めたらよいと思う。

それが素晴らしい人生になるかどうかはだれにも分からないのだから。

 

(代表:橋本 裕子)

 

 

 

 

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