知多市大興寺長根32-116
11:00~14:00
17:00~20:00
定休日 木曜

食べログページ


名鉄常滑線、
新舞子駅を東へ出て
南北に走る通りを北へ
420m行った南西田西の
信号交差点を右折し
市道を道なりに東へ2.6km。
旭東小東の信号を左折し
560m行った右手側。
小高い山の裾の池の隣。
旅館のような老舗麺類食堂。
テーブル席、座敷席と
昭和な和の空間で落ち着く
お店なのであります。



2021年2月

鴨せいろそば大盛





堂々の大盛の蕎麦。
憧れのソレなのだ。
こちらのお店について。
今年初めて訪れてから
なんと本日で6回目。
近くで仕事があるという
ことだけではなく、
あまりの衝撃的な美味さ、
素敵空間、感動の食後感。
強烈なる磁場にガッツリと
ハマり込んでしまったのだ。
蕎麦屋だというのに、
これまで「せいろ」を
チョイスしなかったのも
これまでの経験にないこと。
満を持してソレをオーダー。
この冬不思議と食べ損ねて
いる鴨汁とのセットである。

まずは蕎麦から。
ゴツゴツとした田舎風な
荒々しさを感じさせる蕎麦。
ずぞぞぞぉ~♪とやったれば
んんっ!と叫んで
バンッ立ち上がろうとする
衝動をグッと抑えるのに
左手で左ひざを引っ掴み
必死で耐えるひと時。
ぐわぁーん!とくる蕎麦香。
ギュムリとなる咀嚼感。
まさかのクオリティー。
歓喜鼓舞、一心不乱、
無我夢中、天真爛漫、
傍若無人、馬耳東風。
トキメキの四文字熟語の
脳内乱舞が始まった。
弩タマラナ弩感動だ。
もはや汁などいらぬ!

しー、かー、しーだ。
このビジュアルが
それを許さないのだ。
どんなけ鴨肉が
入っているのだろう?
という鴨肉の油とアクが
浮遊する表層のソレ。
長葱の焦げ目に
麗しのツミレが浮かぶ。

お蕎麦をちょんと潜らせ
ずぞぞぉ♪とやったれば
チンチコチンな熱量が
ゴワッと口内に広がり
グワァラゴワガキーン!
バックスクリーン直撃だ。
大きな放物線を描く
アレなどでは無く、
真っすぐ一瞬にして
ドンッ!と突き刺さった。
美味過ぎるのである(^^;;

ちょうちょのような鴨肉さん。
つみれもコンニチワなのだ。
ギュンギュンくる咀嚼感。
鴨の鴨たる旨味がジンジン。
汁の恐るべき熱量に
ブフッとむせつつやらかす。
なんてこったいっ!
世の中は広いもんだなぁ。

八幡屋磯五郎さんの
七味ハラリンと作戦をカマシ
ガブガブっとやったれば
花マル弩マルニジュウマル。
鴨汁もまた弩美味し!
蕎麦単体でヒトずぞぞぉに
汁くぐりはサンんずぞぞぉだ。
大盛にしておいて良かった。

蕎麦を食べ終わり、
とんすいをもらって
蕎麦湯をいただく。
サラリとしたモロな茹で湯。
ここに鴨汁をちょろりと
やらかせば、またまた
あの栄光の日々を思い出す。
恐るべし鴨せいろであった。
嬉し美味し楽しで弩感動。


樹庵さん。
ご馳走様でした。

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かけうどん



かけうどんとは言え
見た目のインパクトは
中々なもので大きな
器に花かつおが踊り
刻み葱、カイワレと
蒲鉾、柚子の皮と
良い感じのビジュアル。

麺はとぅるんなタッチで
しゅるりんな麺脚。
甘味あるお出汁の
芳醇な香りのお汁を
持ち上げてジンジンと
身体の中を温めます。
弩タマラナ美味いっ!


山菜天盛り

日替わりという山菜の
天盛りがやってきた。
うるい、うどの新芽、
こごみ、ふきのとうの
4種がこの日のスタメンだ。

まずはふきのとうを塩で
いただいて春の味を
堪能し、こごみをハムリ。
このアタリは良く知る味
なのでありますが、
うるいとうどの新芽とは
如何に!ということで
うどんにダンクをカマス!
ついでに七味をハラリン。
これがまた弩美味いっ!
うどの新芽のムチッとな
あの感じはええですぞ。
そしてうるいですよ。
ムシャムシャとやったれば
うふふとなるイカシタヤツ。
汁にヒタヒタとやれば
それもまた素晴らしい。
嬉し美味し楽しで弩満足。







樹庵さん。
ご馳走様でした。

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天ぷらそば

遂に!遂にだ。
念願の天ぷらそばである。
普段、天ぷらそばなるモノ、
正直言って注文しない。
そもそも海老の天ぷらは
好みではないワタクシだ。
それなりのお値段のする
ソレに興味が湧かないのだ。
ガッ!ガァー!である。
幾度となく他客に運ばれて
いくソレを見守った日々。
気が付けば立ち上がって
見とれてしまうほどだった。
憧れのソレが遂に眼前に
やってまいったのである(^^;;



天ぷらそばの天ぷらは
別盛りとなっており、
蕎麦はかけそばスタイル。
とは言え、板海苔に椎茸、
斜め切りの長葱がタップリ。
サスガ樹庵さんである。
ひと仕事、ふた仕事、
そんじょそこらのソレとは
一線を臥す素敵仕様だ。

しかし眼を奪われるのは
ロンモチで天ぷらであるが、
待て、待て、待て。
まずは蕎麦からだろぉ?
と戒めつつ、気が気でない
状況の中ずぞぞぞぉ♪と
ひと手繰りすすりあげれば、
カッ  キィィ~~ン!だ。
金属バットが硬式ボールを
真芯で捉えた音が甲子園に
反響し、皆がそのボールの
行方を見守る静寂のひと時。
弩美味いっ!拳を握り、
ゆっくりと1塁ベースへ。
審判が頭上でぐるぐると
腕を回しているのが見える。

もはやトリコである。
田舎風な太めなお蕎麦。
ホワリなタッチで流れこみ
こぉーんと香る甘味ある汁。
長葱のシャクザクなタッチ。
椎茸のジュワリな旨味。
板海苔の磯の風味。
そのすべてが素晴らしい。
八幡屋磯五郎の七味を
ハラリンと作戦でカマシて
ガブガブのガブっとだ。




天ぷら様であらせます。
当然ながら、
有頭の海老天に
目がいってしまうのだが、
その前に、コイツである。
えのき竹を海苔で縛って
扇状に開かせた逸品。
蕎麦の甘汁をくぐらせて
やったれば至福のひと時。

えび天の写真は失敗(^^;;
ボリプリな身の締まりは
うふふっなのであった。
美味しかったからマル!
空心菜と南瓜の天ぷらもあり。
いやはや恐るべし樹庵さん。
嬉し美味し楽しで弩感動だ。




樹庵さん。
ご馳走様でした。

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地獄うどん



ぽかぽか陽気の本日。
仕事がテコズッテしまい
遅めの時間帯に潜入だ。
ところがサスガ土曜日だ。
店内はほぼ満席で大繁盛。
時間がかかりますが
よろしいですか?とのこと。
私の頭の中には前回から
次回はアレ!と決めており
「天ぷらそば」をコール。
しかし、売り切れ終了と
悲しきお言葉......(^^;;
ウロタエてしまって
「地獄うどん」とコール。。。
これちょっと前に食べた
やつじゃんかぁ~(^^;;;;

どれだけ待ち時間が
あるのだろうか?と
待っていたが30分程で
やってまいりました。
老舗の実力というところか。
店員同士がかけ合う言葉、
店内での所作、職人の声、
お客にかける言葉などなど。
そしてなんといっても麺だ。
しゅるりとしてしなやか。
ちゅるんぷりんなタッチ。
甘味を伴なう優しいお汁。
弩タマラナ美味いっ!
待ってて良かったと
思わせるひと時なのだ。

エノキ、シメジ、蒲鉾、蕨、
竹の子、椎茸、カイワレを
うどんの周りに飾っての
とんすい小宇宙に
八幡屋磯五郎の缶を振って
七味ハラリンと作戦である。
フーフーしてのガブガブッ!
間違いのない絶品モノだ。

そしてお待ちかね(^^;;
てぃーてぃーゆー炸裂だ!
(たまご つけ うどん)
卵黄コーティングが見事に
キマリまくって口内マロマロ。
ぐふふふ!なのである(^^;;

フィニッシュは海老天を
添えての小宇宙。
ブリリンな海老天さまだが
天ぷらそばとのご対面は
いつの日になるのだろう(^^;;
そんな夢の日に思いを馳せ
ガブガブッとやってニンマリ。
嬉し美味し楽しで大満足。




樹庵さん。
ご馳走様でした。

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カレー煮込みうどん
シーフード



カレー煮込みうどんに
シーフードというナイスな
ネーミングが気になっていた。
味噌煮込みにはソレは無く
カレー煮込みにのみアル。
どういうことなんだ??
やっとかねばならぬ!と
奮い立ってのオーダーだ。
......そんな大袈裟な...(^^;;
パカリと蓋を取ってもらうと
大ぶりな三つ葉がファサリ。
期待値がモンモンなのだ。

出たっ!
キタコレ、凄いうどんだ。
むりんぶりんな高弾力。
己が個性を爆裂させて、
手揉みのソレを思わせる
イカシタ魅惑の煮込み麺。
ずずぅ~♪とやったれば
ボンボンと唇にアタック。
思いのほか柔らかタッチ。
カレーのスパイスは優しめ。
魚介系の風味もよろしく
おいっこれ、美味いぞ!
店内におられる他の
お客様に言いふらしたい
衝動を抑えるのに必死だ。
弩タマラナ弩美味いっ!

過去最強種の煮込み麺。
えらいもんに出会っちまった。
ワクワクウキウキしながら
とんすい小宇宙作成だ。
うどんをとって、ワカメ、
かしわ肉、蒲鉾、長葱、
お揚げ、アサリ、ホタテ、
イカ、小海老、ニンジン、
布海苔と大盤振る舞い。
特筆すべきは布海苔だね。
これが煮込みに入るってどう?
和出汁とカレーにキッチリと
海鮮の風合いを付加し、
ニンマリ微笑三太郎なのだ。
一味ハラリンと作戦も
キメてやってガブガブのガブ。
嬉し美味し楽しで弩満足だ。




樹庵さん。
ご馳走様でした。


2021年1月

地獄うどん



先回訪れた時だった。
隣の席に座られた熟年の
ご夫婦様がお二人揃って
この地獄うどんを嗜まれて
おられたので、ワタクシは
気が気でなかったのである。
ワタクシのチョイスであった
きのこそばが神クラスの
弩美味さだったので
なおさら気になってしまった、
というワケなのであります(^^;;
キタッ!これだよこれ!
この天ぷらはなんなんだ?

製麺の生地場では
職人さんが麺を打っている。
ココロ温まる風景である。
やや興奮気味なワタクシだが、
まずはうどんを引っ張り出す。
トロンとした細面の美人麺。
ほのかなクネリを魅せる麺脚。
ちゅるるん♪とやったれば
グッドな柔らかタッチで
ミニョンと粘性豊かなおうどん。
口内に広がるお出汁の香も
くぉんくぉんとくるマルジルシ。
弩タマラナ美味いっ!

とんすい小宇宙は
おうどんを取り入れて、
蒲鉾、椎茸、タケノコ、
わらび、シメジと飾って
エビ天の衣の華を添え
七味ハラリンと作戦だ。
エビ天の衣は繊細で
箸でとり出そうとしたのなら
しゅるりと表層が取れてしまい
相成ったというワケなのだ(^^;;
こうする事が狙いなのだろう。
なんにせよ、コイツを
ガブガブのガブっとやったれば
ニンマリうひひひレベルだ。

そしていつものお約束。
てぃーてぃーゆー炸裂だ。
(たまご とじ うどん)
卵黄コーティングがきっちり
キマッテのマロマロのマロ。
うどんの旨さもさることながら
お汁に具材までのすべてが
うんうんなバランスで
仕上がっているハナマルモノ。

とんすい小宇宙は続くのだ。
エビ天の衣の華は
上品な天かすとなって旨味を
醸し出して楽しませる。
カイワレの苦味もしっかり。
嬉し美味し楽しで弩満足だ。




樹庵さん。
ご馳走様でした。

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きのこそば



8年前に直ぐ近くで
仕事をしたのですが、
全て定休日にあたり、
食べる事が叶わなかった
そんな思い入れのある
お店であります。
メニューを開いて、
お高めな価格設定に
眉をひそめていると
女将さんがやってきた。
「蕎麦がメインなのですか?」
と聞いたのならば
「はいっ、蕎麦屋です!」
と何とも心地良いお言葉。
ならばと季節のおすすめと
書かれた本品をチョイス。
やってきたのがコレ!
食べる前からワカル、
美味いぞオーラが素晴らしい。

石臼でゴロゴロ挽かれて、
大きな生地場で打たれた
お蕎麦であります。
麺肌の粒状感が生唾モノ。
ずぞぞぞぉ~♪とやったれば
芳醇なる旨味の塊が
口腔内を支配し、柔らかな
お蕎麦の優しさが染みる。
弩タマラナ弩美味いっ!
正直、うわっ!と
声がでそうになったがグッと
堪えて、眼輪筋が緊張し
我が目の直径が最大値で、
ニンマリと笑うおじさんだ。

デッカイひらたけ。
なめこ、えのき、しめじ、
舞茸、キクラゲまでは
私の知っているきのこだ。
下の木蓮華の小宇宙に
乗っかっている白い舞茸?
これもお汁をトップリ含み
ニコニコおじさんは
更にニコニコとなるのだ。

卓上には八幡屋磯五郎の
ソレがあったのでお約束、
七味ハラリンと作戦なのだ。
デカイきのこが横たわり、
凛とした七味の香りがキマリ
これまた弩美味し!

そして蕎麦湯である。
サラリとした茹で湯で
蕎麦の風味も微笑ましい。
ずびびっとヤリながら
甘汁を少し入れてみれば
蕎麦の余韻が楽しめる。
会計時に女将の言葉、
「きのこそば、どうでしたか?」
「めっちゃ美味かったっす」
と素直なおじさんなのです(^^;;
嬉し美味し楽しで弩満足!
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樹庵さん。
ご馳走様でした。





樹庵そば(蕎麦) / 日長駅新舞子駅長浦駅)