見晴らしの良い東屋のある公園についたのは、5時を回っていた。

おやつを食べるには遅すぎる時間ではあったが、東屋の椅子に腰かけて手作りの焼きおにぎりにかぶりついた。

「外で食べると美味しいね」と小3の孫娘が言った。

それから孫とワタシは、幸せ一杯の気持ちと3粒の種が入った重たいビニール袋を抱えて、土手の遊歩道を20分かけて歩いた。



あまりにも重いので袋を草むらに隠し、土手沿いにある保育園に向かった。

孫娘の5歳の弟を迎えに約束をしていたからだ。



その帰り道、姉がふざけて私にぶつかってきた。

いつもの「うっちゃり」をして遊ぼうというのだ。

ワタシは、子どもたちが怪我をしないように繁茂する柔かそうな草をめがけて、順番に《うっちゃり投げ》をした。

子どもたちは、何度もワタシにぶつかってきては、草原に投げ込まれるのを楽しんだ。

重い袋のところに着いて、その遊びは終了した。


※自然の中で遊びは絶品である。すがすがしい青い香と柔らかな緑の感触は、この先ときどき思い出すに違い。私がそうであったように……。