《三つの黒い種》

ホタルが棲む細い川に囲まれた“ひょうたん池”に着いた。
 
ハッポスチロール箱に入っていた“黒い豆の様なもの”を見ていると、
「それね。ハスの種だよ。よかったら持って行きな。」


ひょうたん池の掃除をしていた男性が、声を掛けてきた。

ホタルの育成や“ひょうたん池”を管理するボランティアをされている方のようだ。

池から掘り出してあった土を紙コップに入れる。

それから、3ミリほどの芽が出ているハスの種3粒をコップの土の中に埋め込む。


「後で、一つ一つのコップにいれるといいよ。」


「粘土質の土が一番だよ。この池の土だからいいんだよ。」


「水は汚い水(雨水・川の水)がいいんだよ。コップより3cm位上になるぐらいの水を入れるといいよ。」

分かりやすい説明に感心していると、ビニール袋に、バケツ用の土を”たっぷり”入れてくださった。



これらを書いていると〝上野公園不忍の池“一面に咲くハスの花やこうら干しをしている亀たちを思い出した。


《ハスの種にかわいい芽》

ハス1
ハス2