高い成果を求められて一人頑張っている女性リーダーのためのコーチ 伊藤史子です

 

 

 

第11回の読書会、久しぶりにリアル開催となりました。

 

4名の方にご参加いただきました。

 

お仕事もアンガーマネジメントの先生や、組織の管理職経験者、

組織でお勤めの方など、

今回もバラエティーに富んでます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この読書会も、昨年6月の大阪でのG20の厳戒態勢下での開催からスタートし、

晴れて1年になりました。

 

 

 

これまでご参加いただいた皆様、ありがとうございます。

 

 

そして、ブログで読書会の感想をご覧いただいている方もありがとうございます。

 

 

 

毎回参加してくださる方がいらっしゃるから続けてこられました。

これからも、よろしくお願いします。

 

 

 

読書会の冒頭、自己紹介の際の質問

 

今回も参加者の方からの質問で

「リラックスの方法は?自宅では?職場や外では?」という質問に、

 

 

 

・ストレッチや腹筋、スクワット といった運動

 

・YouTubeで音楽配信をきくこと

 

・お香をたく

 

・ビールを飲む

 

といった回答が...。

 

皆さんのリラックス法を聞くのも「こんな方法があるのか!?」と思えます。

 


 

読書会の本は、いつもブログで取り上げているこの本

 

「コーチングの神様が教える『できる女』の法則

〜女性特有の「キャリアアップを邪魔する12の悪癖〜」

 

(サリー・ヘルゲセン&マーシャル・ゴールドスミス著 日本経済新聞出版社)

 

 

今回は、具体的な悪癖の4つ目と5つ目です。

(悪癖は12個紹介されています)

 

 

 

今回も本の内容からの気づきだったり、

皆さんの経験などたくさんシェアしてくださいました。

 

 

 

第8章悪癖その4「人間関係を築くだけで活用しない」

の残りと

第9章悪癖その5「初日から協力者を得ようとしない」

の前半を皆さんで読みました。

 

 

 

最初の第8章「人間関係を築くだけで活用しない」

の「正当な理由」では、

 

(概略です)

 

男性は、仕事の利害関係の人間関係を築き、活用することに抵抗感がないが、

 

女性は、人間関係は利害関係の無い純粋な友人関係であることを求め、

 

人間関係を自分の利害関係(仕事)に活用することに抵抗がある。

 

 

 

しかしそうではなく、

 

喜んで手助けをする良い人でありつつ、

自分自身のために何かを達成しようとすることは可能であるから、

 

正当な理由だけでなく、自分のキャリアのために人の力を借りることは重要だ 

という内容。

 

 〈この内容のブログはこちら〉

https://ameblo.jp/fmk110/entry-12600110985.html

 

 

読んだ後のシェアでは、

 

・コミュニケーション・トレーニングを受けているが、

 「受け取り下手」だと言われる。

 もらったらお返ししないと!と思ってしまう。

 

 

 

・登場人物のアマンダは、「正義・人のため」なら

 自分の人脈を使うことはOK。

 自分のためなら駄目だが、大義名分があれば良いと考えている。

 

 

 

・女性でも、本の男性のようにうまく人間関係を活用している人もいる。

 自分の武器(女性性とか)を使ってやっている。

 

 

 

・人脈を、いかに必要な人につながるか?

 上手い人は、相手の懐に上手く入っている

 (「うい奴じゃのう」じゃないけど・・・)

 

 

 

・この本の内容を読むと、男性は仕事上での依頼も

 あっさり対応している(依頼も気軽にするが、断られても気にしない)。

 それなら、仕事の依頼は男性にした方が良いのでは?

 良ければあっさり引き受けてくれそう、断っても根に持たないのでは、と感じる。

 

 

 

・仕事ができる男性は、何か頼んだらすぐその場で

 電話をかけてくれたりする(余りの速さに驚くこともある)

 

 

 

※写真は、中之島バラ園のバラです

 

 

 


 

第9章「初日から協力者を得ようとしない」では、

 

 

 

(概略です)

 

 

女性は、新しいポジションについた時、詳細にわたって理解し、

ある程度の仕事ができると自信がつかないと、外と接触しようとしない。

 

対する男性は、

「この仕事で成功するには誰とつながりをもつべきだろう」と考え、

最初から関係構築をしようとする。

 

 

 

専門性と並行してコネを最初から築いていれば、道のりは円滑になり、

信頼されるにはいつでも協力者が必要だ。

 

 

 

協力者は、同僚・上司・直属の部下のほか、

スポンサー(メンターではなく昇進を強く推してくれる人)であり、

友人関係である必要はない。

 

 

 

このような広い、柔軟な人間関係を「細い紐帯」と呼び、

このような弱いつながりのおかげで職を得たり、

努力を認められたりすることがはるかに多い。

 

 

「細い紐帯」を持つ人の共通点は、

「自分から外に向かって働きかけたり」

「よく知らない人でも紹介の労をとる」

 

 

 

 〈この内容のブログはこちら〉

https://ameblo.jp/fmk110/entry-12607685445.html

 

 

読んだ後のシェアでは、

 

・女性は仕事上の人脈を増やすというより、

 「味方を増やす」ように感じる。

 

 

 

・女性はある程度自信ができるまでは、下を向いている。

 自信ができてから動き出すように感じる。

 

 

 

・男性は最初から「誰とつながるか?」を考えて行動しているとあるが、

 新卒で男女一緒に入社した時、そのような男女差は感じなかった。

 最初は同じように自分の仕事ができるようにしていたと思う。

 

 いつから男女で差(女性は仕事ができるようになることを重視、

 男性は人脈作りを重視)ができたのか?

   ↓

 −男性は飲み場で、先輩や上司の男性から学んでいるのではないか?

 

 −女性はアフターファイブで上司・部下と飲みや食事に行っても、

  仕事の仕方の話ではなく、趣味や好きなことの話をしている。

 

 −人脈作りの大切さを学べなかった女性は、仕事をしていく上で

  男性と差がつくのではないか?

 

 

 

・女性管理職育成の講習に参加したが、自分のように3年勤めて寿退職 という世代と違い、

 今の20代、30代は最初からずっと勤め続けることを考えており、

 管理職になることも期待されている。

 

 そのような20代、30代はビジョンもしっかりしている。

 (逆に男性が女性的になっているのも感じる)

 

 

 

・小児科で勤務しているが、かつては小児科に子どもを連れてくるのはお母さんで、

 お父さんが来ても「連れていけと言われたので」という感じだった。

 

 今はお父さんが子どもを連れてきては症状についても詳しく説明している。

 男性の子育ての意識が変わったと感じる。

 

 

 

・かつて男性がマンモスを狩っていたころのDNAで、

 男性は人脈を作ることを重視するのでは?

 それに対し女性は人脈作りを過少評価しているのかもしれない。

 

 

 

・本の中の「弱い紐帯」について、自分は「とっておきの友人」に何か頼んで

 嫌な思いをさせたくない。ましてや仕事で友人を使うなんて思いもよらなかった。

 

 

 

・男性は「細い紐帯」のような、広く浅い人間関係を持っていて、

 年に1回連絡する という感じだろうか。

 

 

 

・「どれ位のつながりだと不快に感じないだろうか?」

  ↓

 弱い紐帯のような人間関係の方が、気軽に依頼でき、

 逆に依頼されても簡単に断れる!(大切な人間関係だと断るのも心理的負担が大きい)

 また、相手から断られても自分が傷つかない!

 

 

 

・集客上手な人がいるが(おもろいオッサン)、イベントなど軽く声掛けられる。

 断っても何とも思っていない様子で、たまに「元気?」とLINEが来たりする。

 

 

 

・男性の人脈では、職場でも「県人会」や「学閥」のグループがあった!

 そういうところで誰かを上に推す、推してもらうということがあると感じる。

 そこで自分を推してくれるような人に出会うようにしているのだと思う。

 

 

 

・本の中の「努力をサポートしてくれるファン」

 そのためには、外に向かって自分が働きかける必要がある「自分から売り込み」が必要。

 「爽やかなずうずうしさ」(さわずー)が大事!

 

 

 

 

 

 


 

 

今回の読書会のご感想は

 

・今回印象に残った言葉は、

 「爽やかな図々しさ」です。

 

 うまくいくレバレッジは、Win-Winそのもの

 自分にとっても相手にとっても良いこと。

 

 Win-Winの関係を築くためには、サラッと爽やかに嫌みなく

 図々しく頼み事やお願い事ができることが必要かもしれませんね

 

とのご感想もいただいております。

 

 

 

ホッと一息つける時間を提供しています!

 

 

 

(読書会で大切にしているものです)

 


 

今回も、ご参加いただいた皆様の感想や、職場での体験談などが

ふんだんに聞けて楽しい時間になりました。

 

 

 

自分だけで本を読んでも、自分の知識や体験の範囲内での理解になるのですが、

 

こうやって多くの方のご体験やご意見などをきくと、

「そんなことがあるのか!」

「そんなの知らんかった」

がたくさんあり、さらに学びにもなります。

 

(個人的には、職場での県人会や学閥の存在に驚きました!)

 

 

 

1周年をむかえた読書会、今月もまた開催します!

 

 

 

第12回「男性社会で頑張っている貴女の為の読書会」

〜日本一ゆる〜い読書会〜

(通称:アマゾネス読書会)

 

日時:7月中〜下旬 19:00〜21:00

 

場所:大阪市内(梅田近郊を予定しています)

 

参加費:無料(会場費がかかる場合、会場費を人数割り)

 

定員:6人(定員に達し次第締め切ります)

 

 

 

お申し込み、お問い合わせは下の「お問い合わせはこちらから」か、

Facebookのコメント、メッセンジャーからお願いします。

 

 

本を読んで(予習不要)、その感想を語って体験や気づきをシェアするだけ!

そんなゆる〜い時間です。

仕事帰りに、ホッと一息つける場を提供しています。

 

 

 

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(前職では労働行政で、ダイバーシティや女性活躍推進、仕事と家庭の両立、

働き方改革、ハラスメント対策の推進を担当し、

企業や労働者の方からのご相談にも応じていました)

 

 

長文ご覧いただき、ありがとうございます!