システィックヒグローマ(嚢胞性ヒグローマ)

と診断されて、即日NIPT検査を受けました。





前回のお話↓








病名確定する前から、妊娠発覚した頃から、

もともとNIPT検査(出生前診断)について

色々調べており、

少なからず興味はありました。

保険適用外なのも存じております。






まさか染色体異常の可能性が

出てきて受けるとは思ってなかったですが。






自分の住む地域では、

NIPT検査(出生前診断)が

できるところは限られており、

かかっている病院で

受けられるとは思っておらず、

費用もネットで調べていたより

若干……若干ですが安かったです。





そもそもNIPT検査(出生前診断)とは


『NIPTは妊娠10~16週に採血を行い、21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーについての可能性(陽性、陰性、判定保留)を調べるスクリーニング検査』

引用元:



というような、

主要3トリソミーを調べる検査とのことです。




お母さんの採血だけで済むので、

私の検査自体もすぐに終わりました。






検査を受ける前には、

受ける本人とそのパートナーは

カウンセリングを受けた上で





リスクや検査で分かる事、分からない事、

精度自体は高いが必ずしも100%では無いこと


などなどを説明されます。











先生には色々ご相談しました。






・妊娠を諦める方はいるのか?




⇒パートナーとよく相談した上で、

浮腫みが見つかった時点で中断される方も居る。

もちろん、継続される方もいる。





・発達障がい、自閉症の有無は分かるのか?



⇒発達障がい、自閉症に関しての確認は難しい。

でもそれは普通に産んだとしても条件は一緒。

産まれて育ててみて分かる事もある。




・陽性だった場合はどうするのか


⇒かかっている病院では、確定検査として

『羊水検査』を受けてもらう。また、

陽性だった場合は羊水検査の費用はかからない。

陰性だった場合に羊水検査を受ける場合は

自費でかかってしまう。









自分としては、初回のカウンセリング時点で




産まれた後

親である自分たちに何かあった時に

子どもには苦労してほしくない。



何か病気があるなら前もって

環境の準備、心の準備をしておきたい。



どんな子でも可愛い、

でも産まれてすぐ失ってしまうのは辛い。







少なくともこのような気持ちがありました。







批判覚悟で書きますが、

検査を受けると決めた後は







結果が悪い時に、本当に決断ができるのか


諦める理由がほしいのでは


本当に育てていけるのか


陰性だったとしても産まれた後に何かあるかも


自分の遺伝子異常のせいで

こうなったのではないか








頭の中はとにかくぐちゃぐちゃでした。


残念なことに、思考はマイナスで、

悪いことばかり考えてしまいます。






主治医が親身になって話を聞いてくださり、

答えられる疑問にはご意見を踏まえて

全て答えていただきました。





検査を勧めていただき、

出来ることは全てやろうと

検査受診を決めたのも、

先生にお話を聞いていただいたから

というのは大きいです。







決めるのは私たちですが、そうやって

寄り添ってくださる方が居たこと、

今となってはとても感謝しています。





 

 







最初にも書きましたが、

まさか妊婦健診で異常が見つかった為、

出生前診断を受けることになる

とは思ってもみませんでしたが、

子育てに対して

覚悟を決める良い機会となりました。







似たような状況になっている方、

検査を受けるか悩まれている方、

たくさんいらっしゃると思います。






自分は正解なんて無いと思っていますが、

少なくとも

パートナーとは十二分に話し合う事、

疑問に思ったことは医師に確認する事、

気が済むまで調べ尽くす

ということは大切だなと思っています。


検査を受けることに反対もしません。

妊娠しているのはその人自身なので。






普通の妊娠初期の生活では居られなかったけど、

普通の妊娠より2割増し経験値を積めたな

と思います。




同じような悩みを抱えていらっしゃる方の

心の負担が少しでもなくなれば、

1人で抱え込まなければ良いなと思います。











続き↓↓↓







前回のお話↓↓↓