皆さん、こんにちは!
堀江智子です。
広島もついに梅雨入りしましたね。
今日は良いお天気ですが、台風もたくさん発生しているうようですし、大雨に気を付けていきましょう。
今週のフランス日記では、グルノーブルの観光名所「バスティーユ城塞」をご紹介します。
グルノーブルの丘の中腹にあり、数百年にわたり、グルノーブルの軍事と政治の中心である要塞だったようです。
現在ある要塞は19世紀に建設されたものですが、この場所は紀元前43年から人間が利用してきたと言われています。
壁に取り付けられた砲塔は16世紀に存在したかつての要塞の名残であり、現存する要塞はサヴォイア公が率いる軍勢から街を守るために建設されたそうです。
日本語ガイドはないので、あまり詳しいことがわからないのですが、歴史ある雰囲気はその場に行くと肌でひしひしと伝わってきます。
バスティーユ城塞まではロープウェイに乗っていくことができます。
こちらのロープウェイは丸い形であまり他に見たことがなく、グルノーブルのシンボルとなっています。
↑1つのカプセルの中には6,7人乗車できます◎
到着すると、そこは海抜475㍍の眺めで、グルノーブルの景色が一望できます。
晴天時にはモンブランも見えるということでも有名です。
小道をずっとたどって城塞の頂上まで行くと、地下牢が見えます。
地下に入っていくこともできるようですが、私はどうもフランスの建物の地下が苦手で結局こちらも入りませんでした(汗)。
フランスの建物は(ヨーロッパはどこも同じかもしれませんが)バスティーユ城塞に限らず、歴史があり古いだけあって、地下のかもし出す雰囲気が半端なく怖いです(苦笑)。
これは私の個人的な意見であって、うちの夫は面白いと言いながら見学していました!
せっかくならこういう歴史のあるものこそ見ておくべきだと我ながら思います。
他にも城塞内にはレストラン、売店、軍事博物館などがあるのでゆっくり楽しめます。
レストランで昼食をいただきましたが、これは非常に良かったです◎
テラスになっているのですが、南アルプスの山に囲まれながら、自然と一体となった席になっていて、素晴らしい景色でした◎
その他、以前のフランス日記でもご紹介しましたが、城塞を使ったアスレチックも体験できます!
バスティーユ城塞を東広島の遺跡で例えるなら、三ツ城古墳でしょう。
三ツ城古墳は5世紀に建てられた広島県最大の前方後円墳で国の史跡にも指定されています◎
あまりにも身近にあり、公園として愛されているので当たり前に皆さんが利用していて、観光地とは雰囲気が違うかもしれませんが、改めて先日行ってみるとやはり素晴らしかったです。
後円部の最上部に箱型石棺が3基あり、アクリル板越しに上から眺めることができます。
出土した埴輪の複製品を約1800基配置していて、こちらもすごいですよね。