雨、なかなか止みませんねぇ。
久しぶりに、なんとも言えない気分の日曜日を過ごしております。
今年初の黒星。そして初めて勝ち点3を奪えなかった週末。
相手は昨シーズン、降格寸前だった新潟。
新潟は今季も成績的には、思ったような結果がでていないこともあって、
戦前は「勝てるだろ」という試合に思えました。
だからこそこの敗北は少々こたえてます。
試合前に、相手チームの分析とまではいきませんが、
どんなチームなのか数試合ザッと見るのを最近恒例にしているんですが、
新潟の今季の戦い方を見直したところ、
まず、狙いとしては中盤でプレスをかけて自由にさせないという点が目につきました。
マリノスの中盤は「ボールを奪いきる」という狙いを持っているので、
厳密に言うと全く同じとは言えませんが、
お互い4バックですし、似た戦い方をしてる印象でした。
今季はじめてガップリ四つの戦いになると思いました。打ち合いとか大量得点とかにはならないだろうな、と。
まずファーストプランとしては、
前節の名古屋のように上手く剥がして、先制点を取る。
そして、主導権を握る。
富澤欠場でも、そういう戦い方が出来たら良いなと思ってましたし、
できると思ってました。
しかし結果は、お分かりになった通り、
小椋に富澤のロールをこなさせるのはちょっと無謀な判断だった、と言わざるを得ません。
中盤で剥がすことができず、相手のプレスが機能してしまった。
でも、こういうときこそ、違いを出せる選手が輝きます。
学の仕掛けはかなり相手を苦しめていました。
そういうときに限ってのあの負傷交代。痛かった。
それでも、まだ新潟には、
FWの決定力不足、2列目の迫力不足、センターバックの連携不足という弱点があります。
しかし、その弱点を新潟は、偶然の産物もありながら、
それとなく克服していき、
一方マリノスは、今季ここまで決まっていたシュートが決まらず、
中盤でもミスが多く出て、相手をのせてしまい守りきられてしまいました。
こうして、「勝てるだろ」という試合に負けてしまいました。
引き分けにもならず、
口惜しい、勝ち点0。
まぁ、こうやって振り返ってみると、
明らかに相手に良い風が吹いていたところもあるような気がします。
ゆえにこれが『鬼門』、ということでしょうか。
いずれにしろ「勝てるだろ」って試合に負けたわけですから、
「負けるかもな」って試合に勝たなきゃいけなくなりました。
それが優勝への道です。
その標的は次々節の鹿島、その次の柏あたりでしょうか。
もちろん「勝てるだろ」っていう次節甲府戦には絶対負けるわけにはいきません。
FW、2列目、CBに続き、
ボランチに関しても、
富澤欠場時や小椋の最適ポジ、アンドリューにかかる責任、、、など、
かなり、チームの問題点と解決策が顕在化してきましたね。
ここからが非常に重要な時期です。予断を許しません。
しかし、俺は楽観視してます。きっと大丈夫だと。
こうやって書いてる間に、雨も止んだようです。
きっと、陽が差し込むはず。
(N)