その32 フィルタリング規制に関して
自民・民主共同の議員立法という形で現在参院審議中の「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律案」、通称フィルタリング規制。
自民党当初案でなかったことは良識を示したと思いますが、とやかくはいうべきではないでしょう。個人的には、この問題は車におけるシートベルトのように社会の「決め」の問題だと考えています。
車が近代産業の中での普及過程において、当初はもちろんシートベルトはなかったでしょう。それが、普及が進み、性能があがり、シートベルトという守る機能がな いことを問題視した社会がその着用を(日本では)義務付けていったということだと考えます。それは、次第に助手席になり、チャイルドシートになり、後部座席になったということですね。一方、シートベルトの着用を法律で義務付けていない国だってたくさんあります。それは、その社会が決めたことなのだと思うのです。
翻ってインターネットに関しても、普及が進んだことは先日書いた通り。ここでシートベルトの機能を安全・安心のために求めることは日本のこの数十年の動きにおいては自然な流れなのでしょう。